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| <div class="mainpage-content" id="fa_and_ga"> | | <div class="mainpage-content" id="fa_and_ga"> |
| <!-- =============== 最古の絵 =============== --> | | <!-- =============== 最古の絵 =============== --> |
− | <h2 class="mainpage-heading"><span class="mainpage-heading-image"></span><span class="mainpage-heading-title">🍅 最古の絵</span></h2> | + | <h2 class="mainpage-heading"><span class="mainpage-heading-image"></span><span class="mainpage-heading-title">🍅 日本最古の絵</span></h2> |
| [[ファイル:kanou tanyu tonasubi.png|390px|center|thumb|『草花写生図巻』雑/狩野探幽(東京国立博物館)]] | | [[ファイル:kanou tanyu tonasubi.png|390px|center|thumb|『草花写生図巻』雑/狩野探幽(東京国立博物館)]] |
| <p>我が国における[[トマト年表|トマトの歴史]]としては、江戸時代の寛文年間に長崎へ伝来したのが始まりとされる。</p> | | <p>我が国における[[トマト年表|トマトの歴史]]としては、江戸時代の寛文年間に長崎へ伝来したのが始まりとされる。</p> |
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| </ul></div> | | </ul></div> |
| <!-- =============== 最古のレシピ =============== --> | | <!-- =============== 最古のレシピ =============== --> |
− | <h2 class="mainpage-heading"><span class="mainpage-heading-image"></span><span class="mainpage-heading-title">🍅 最古のレシピ</span></h2> | + | <h2 class="mainpage-heading"><span class="mainpage-heading-image"></span><span class="mainpage-heading-title">🍅 日本最古のレシピ</span></h2> |
− | [[File:Japanese Old Cook Books - Seiyo Ryori Tsu in 1872 by the author Kanagaki Robun.png|thumb|right|250px|西洋料理通]] | + | [[File:Japanese Old Cook Books - Seiyo Ryori Tsu in 1872 by the author Kanagaki Robun.png|thumb|right|190px|西洋料理通(明治5年)]] |
| 日本でトマトが登場する最も古いレシピは、[[仮名垣 魯文]](かながき ろぶん)が1872年(明治5年)に執筆した『[[西洋料理通]]』である。 | | 日本でトマトが登場する最も古いレシピは、[[仮名垣 魯文]](かながき ろぶん)が1872年(明治5年)に執筆した『[[西洋料理通]]』である。 |
| 横浜に居留していたイギリス人が日本の傭人(雑事を担当する者)に料理を命ずる際の手控え帳を魯文が手に入れ編纂し、挿絵は幕末から明治にかけて活躍した天才絵師、[[河鍋 暁斎]](かわなべ きょうさい)が手掛けた。 | | 横浜に居留していたイギリス人が日本の傭人(雑事を担当する者)に料理を命ずる際の手控え帳を魯文が手に入れ編纂し、挿絵は幕末から明治にかけて活躍した天才絵師、[[河鍋 暁斎]](かわなべ きょうさい)が手掛けた。 |
| その中で『[[スチユードトマース]]』という調理名で紹介されている。 | | その中で『[[スチユードトマース]]』という調理名で紹介されている。 |
− | 『西洋料理通』抜粋</p>
| + | <Div Align="right">[[:カテゴリ:明治のトマト料理 |明治のトマト料理]]</div> |
− | <Div Align="right">[[:カテゴリ:食文化|食文化]] - [[:Category:トマトソース|トマトソース]]</div> | |
| <!-- =============== 料理 =============== --> | | <!-- =============== 料理 =============== --> |
| <h2 class="mainpage-heading"><span class="mainpage-heading-image"></span><span class="mainpage-heading-title">🍅 料理</span></h2> | | <h2 class="mainpage-heading"><span class="mainpage-heading-image"></span><span class="mainpage-heading-title">🍅 料理</span></h2> |
| [[ファイル:Japanese Tomato Dishes - Takikomi Gohan with Tomatoes.png|190px|right|thumb|『トマトの炊き込みご飯』]] | | [[ファイル:Japanese Tomato Dishes - Takikomi Gohan with Tomatoes.png|190px|right|thumb|『トマトの炊き込みご飯』]] |
− | <p>世界には様々な国々の様々な[[世界のトマト料理|トマト料理]]が存在する。
| + | 世界には様々な国々の様々なトマト料理が存在する。 |
− | [[日本のトマト料理|日本におけるトマト料理]]といえば、主に我が国に定着し認知度を得た海外料理や洋食をイメージするのが一般的ともいえる。<br>
| + | 日本のトマト料理といえば、主に我が国に定着し認知度を得た海外料理や洋食をイメージするのが一般的ともいえる。 |
| だが、もぎたてのトマトをその場でかぶりついたり、一般的に例えるなら[[冷やしトマト]]の様な、素直に素材そのものや情緒を味わう“極み„ともいうべき食し方も日本人としては挙げざるおえないだろう。 | | だが、もぎたてのトマトをその場でかぶりついたり、一般的に例えるなら[[冷やしトマト]]の様な、素直に素材そのものや情緒を味わう“極み„ともいうべき食し方も日本人としては挙げざるおえないだろう。 |
− | 近年はそれを別の形で昇華するが如く、和食の食材としてスマートに取り入れ、それ相応に[[和風のトマト料理|和風]]に調理される食材になってきている。</p>
| + | 近年はそれを別の形で昇華するが如く、和食の食材としてスマートに取り入れ、それ相応に和風に調理されるようにもなってきている。 |
− | <p>『[[トマトの炊き込みご飯]]』</p>
| + | <Div Align="right">[[:カテゴリ:食文化|食文化]] - [[:カテゴリ:日本のトマト料理|日本のトマト料理]] - [[:Category:日本の新トマト料理|日本の新トマト料理]]</div> |
− | <p>炊飯器に、米(2合)、しょうゆ、みりん、酒(各大さじ1)、塩(ひとつまみ)、トマト(1個)、生姜千切り( 適量)、塩昆布(適量)を上に散らして炊飯し、炊きあがったら適度に混ぜ合わせる。</p>
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− | <p>※トマトは湯引きして皮をむき、丸のままでも、皮付きで適度な大きさにカットして投入してもよい。<br>
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− | あくまで和風、シンプルな材料と調理法、塩昆布がアクセントになっている。</p>
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| <!-- =============== トマトの日 =============== --> | | <!-- =============== トマトの日 =============== --> |
| <h2 class="mainpage-heading"><span class="mainpage-heading-image">🍅</span><span class="mainpage-heading-title">トマトの日</span></h2> | | <h2 class="mainpage-heading"><span class="mainpage-heading-image">🍅</span><span class="mainpage-heading-title">トマトの日</span></h2> |
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| <p>トマトの歴史のキーパーソンといえば、新大陸へ渡った[[クリストファー・コロンブス]]や[[エルナン・コルテス]]が登場してくるのは世界的に既知である。<br> | | <p>トマトの歴史のキーパーソンといえば、新大陸へ渡った[[クリストファー・コロンブス]]や[[エルナン・コルテス]]が登場してくるのは世界的に既知である。<br> |
| しかし、アメリカ合衆国建国の父と賞された第3代アメリカ合衆国大統領[[トーマス・ジェファーソン]]はトマトの歴史におけるキーパーソンであり、パイオニアであったことは、日本ではあまり知られていない。<br> | | しかし、アメリカ合衆国建国の父と賞された第3代アメリカ合衆国大統領[[トーマス・ジェファーソン]]はトマトの歴史におけるキーパーソンであり、パイオニアであったことは、日本ではあまり知られていない。<br> |
− | 彼は大統領、兼トマト愛好家であり栽培家で研究者でもあった。</p>
| + | 彼は大統領、兼トマト愛好家であり園芸家で研究者でもあった。</p> |
| <Div Align="right">[[:カテゴリ:人物|人物]] - [[:カテゴリ:トマトの歴史に関連するキーパーソン|キーパーソン]]</div> | | <Div Align="right">[[:カテゴリ:人物|人物]] - [[:カテゴリ:トマトの歴史に関連するキーパーソン|キーパーソン]]</div> |
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| <!-- =============== ピサ大聖堂 =============== --> | | <!-- =============== ピサ大聖堂 =============== --> |
| <h2 class="mainpage-heading"><span class="mainpage-heading-image"></span><span class="mainpage-heading-title">🍅 ピサ大聖堂</span></h2> | | <h2 class="mainpage-heading"><span class="mainpage-heading-image"></span><span class="mainpage-heading-title">🍅 ピサ大聖堂</span></h2> |
− | [[ファイル:Tomatoes on the front right door of Pisa Cathedral.png|190px|right|thumb|トマトのレリーフ(ピサ大聖堂/正面口右扉)]] | + | [[ファイル:Tomatoes on the front right door of Pisa Cathedral.png|190px|right|thumb|トマトのレリーフ(ピサ大聖堂の正面口右扉)]] |
| <div class="mainpage-content-text"> | | <div class="mainpage-content-text"> |
− | <p>ユネスコ世界遺産に登録されている『ピサ大聖堂』の青銅製の正面扉は1595年の火災で焼失し、1602年にジャンボローニャ学校の生徒たちによって新たに修復され、その扉にはトマトが描かれている。<br> | + | <p>ユネスコ世界遺産に登録されているイタリア・トスカーナ州にある『ピサ大聖堂』の青銅製の正面扉は1595年の火災で焼失し、1602年にジャンボローニャ学校の生徒たちによって新たに修復され、その扉にはトマトが描かれている。<br> |
| トマトは植物学者たちの研究モデルとして初期の段階で忠実な写生図で画かれたが、建築物のデザインとして描かれたのは極めて早く稀である。</p> | | トマトは植物学者たちの研究モデルとして初期の段階で忠実な写生図で画かれたが、建築物のデザインとして描かれたのは極めて早く稀である。</p> |
| <Div Align="right">[[:カテゴリ:建造物とデザイン|建造物とデザイン]]</div> | | <Div Align="right">[[:カテゴリ:建造物とデザイン|建造物とデザイン]]</div> |