チキンライス
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チキンライス(Chicken Rice)とは、鶏肉と米飯を炒め合わせ、トマトケチャップなどで味付けした日本の料理である。
歴史
チキンライスは大正時代には「チッケンライス」と呼ばれ、炒めた鶏肉、にんじん、玉ねぎを加えて炊いた西洋風の炊き込みご飯であり、ケチャップを使用していないため、赤くはなかった。ケチャップ味になるのは、大正末期から昭和に入ってからとされている。 チッケンライスは、主に教会で開かれる「クリスマス慈善会(現在のクリスマス会)」で、貧しい家庭の子供や孤児におむすびにして振る舞われた。 クリスマスの知識を参考にしたボランティア・スタッフにより、西洋的で栄養価が高く大人数の子供でもたくさん食べられるものを、との理由で供された。
名門洋食店として知られる、東京の資生堂パーラーのチキンライスはトマトケチャップを使用せず、鶏肉と玉葱、マッシュルームをトマトソースで煮込んだものを米飯と炒め合わせて作る。
味のとんかつ 洋食 大富士
大阪市淀川区十三(じゅうそう)にある1957年(昭和32年)創業の「大富士」(おおふじ)は著名人もお忍びで通うレトロな店である。 2016年3月3日に放送されたTV番組「松本家の休日」のテーマ「そうだ・・・十三に行こう」の回で松本人志は「チキンライスの四天王の一つやな。ウマッ!」と絶賛した。
ギャラリー
明治海軍式チキンライス
(明治41年・1908年)ビドックライス
(北海道・根室)