麻婆茄子
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麻婆茄子(まーぼーなす / 鱼香茄子:ユィシャンチェズ)は、四川の伝統料理である魚香茄子(鱼香茄子)を基に日本でアレンジされた料理である。
歴史
中国
日本
1984年(昭和59年)、大手食品加工メーカーの丸美屋(まるみや)は、麻婆を基に日本人の味覚に合わせ、家庭でも食べられる調味料「麻婆茄子の素」を販売し、日本国内に麻婆茄子を浸透させた。 この商品は赤味噌と醤油をベースに豆板醤などの中国味噌を配合したものである。 その後、Cook Do(味の素)から麻婆茄子用の「中華合わせ調味料」が販売された。 丸美屋の麻婆茄子のフリガナは「マーボーナス」、Cook Doの麻婆茄子のフリガナは「マーボチェズ」となっている。
日本に現存する最古の中国料理店であった1884年(明治17年)創業の聘珍樓(へいちんろう)横濱本店では「香辣肉崧茄瓜」(豚挽き肉と茄子の麻婆醤煮込み)として提供されていた。 聘珍樓が2022年5月15日に閉店したことによって、1892年(明治25年)創業の萬珍樓(まんちんろう)本店が実質的に日本最古の中国料理店となった。 ヌーベル・シノワ基調の萬珍樓では麻婆茄子飯(マーボー茄子あんかけ御飯)を含むコース料理がある。
鱼香茄子
鱼香茄子(中国語:ユィシャンチェズ)は、四川省東部に位置する达州市(達州市:たつしゅうし)达川区(達川区:たつせんく)の伝統料理であり、名物料理の一つである。