「ハム・ライス」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(→特徴) |
(→材料) |
||
15行目: | 15行目: | ||
*バター | *バター | ||
*[[大日本帝国海軍の基本だし|スープ]] | *[[大日本帝国海軍の基本だし|スープ]] | ||
− | *[[ | + | *[[海軍式ドミグラスソース|ドミグラスソース]] |
*干し葡萄(ハムライスの場合) | *干し葡萄(ハムライスの場合) | ||
2022年4月7日 (木) 13:55時点における版
ハム・ライス(Ham Rice)は、大日本帝国海軍の帝國海軍社出版部より1918年(大正7年)1月に発行・配布された『海軍五等主厨厨業教科書』に記載されている料理である。
特徴
ハムライスはチキンライスをベースに作られているが、海軍に見られるトマトソースやトマトケチャップを使用するものと異なり、ドミグラスソースが使われている。 また、レシピは麦飯ではなく白米を使ったサフランライスである。
材料
調理法
チキン・ライス
- 二分角位に切った鶏肉、極細の賽の目に切った玉葱と人参、少量のサフラン、水で研いで洗った白米とをバターを入れた鍋に入れて一寸煎り、スープを加えて少し硬め位に炊き上げて皿に盛る。
- デミグラスソースを少量かけて供卓する。
また鶏肉を入れずに米を炊き、別に鶏肉は5枚におろし、形を整え、デミグラスソースで煮込み置き、飯を皿に盛り、脇に肉を一切れとソースを添えて供卓することもある。
『海軍五等主厨厨業教科書』第二章 調理法 第三節 西洋料理(第七 飯物類 二)
ハム・ライス
- チキンライスの調理と同一方法であるが鶏肉を用いず、「ハム」を小さく切りて入れ、乾葡萄を少量入れて炊く。これを「ハム・ライス」と云う。
提供する際は前方(チキンライス)と同じく、または他の料理の付け合わせに用いることもあり。
『海軍五等主厨厨業教科書』第二章 調理法 第三節 西洋料理(第七 飯物類 二・附)
関連項目
参考文献
- 『海軍五等主厨厨業教科書』:第二章 調理法 第三節 西洋料理(第七 飯物類・二)
- 『海軍五等主厨厨業教科書』:第二章 調理法 第三節 西洋料理(第七 飯物類・二附)