戦艦 大和のビーフシチュー
大和のビーフシチュー(Beef Stew from the Battleship Yamato)は、大日本帝国海軍の戦艦・大和(やまと)の艦内厨房で調理され、乗組員の兵食として出されていた料理である。 大和の献立は10日サイクルで変わり、このメニューはある日曜日の夕食として出された。 その時はハムサラダと果物もついたという。
大和
大和(やまと)は、大日本帝国海軍が建造した大和型戦艦の1番艦である。 2番艦の武蔵とともに、史上最大にして唯一46センチ砲を搭載した超弩級戦艦である。建造当初は、世界最大最強の戦艦だった。 大和の艦名は奈良県の旧国名の大和国、あるいは日本の古称・別称・雅称に由来する。 艦名は、明治・大正時代の海防艦/特務艦大和に続いて二代目。
大和は、戦艦として史上最大の排水量に史上最大の46cm主砲3基9門を備え、防御面でも、指揮系統の集中する重要区画(バイタルパート)では対46cm砲防御を施した戦艦であった。 設計はもちろん、ブロック工法の採用など施工においても当時の日本の最高の技術が駆使された。 しかし、その存在で特に46cm主砲の搭載が最高軍事機密であったので、建設時から秘匿に力が注がれ、また完成が数日差ながらすでに戦時中になっていたことや、さらに敗戦前後に設計図含め多くの記録が焼却処分されたためにその姿をとらえた現存写真は非常に少なくなっている。
太平洋戦争(大東亜戦争)開戦直後の1941年(昭和16年)12月16日に就役。 1942年(昭和17年)2月12日に連合艦隊旗艦となった(司令長官山本五十六大将)。 6月上旬のミッドウェー作戦が初陣となった。 1943年(昭和18年)2月、司令部設備に改良が施された同型艦の武蔵がトラック島に進出し、武蔵に連合艦隊旗艦任務を移譲した。 同年末、大和は輸送作戦中にアメリカの潜水艦の雷撃で小破した。 修理・改装後、1944年(昭和19年)6月の渾作戦、マリアナ沖海戦に参加した。同年10月中旬以降の捷一号作戦で、アメリカ軍の護衛空母部隊(タフィー3)に対し46cm主砲砲撃を実施した(レイテ沖海戦)。 1945年(昭和20年)4月7日、天一号作戦において第二艦隊(第一航空戦隊)旗艦として麾下の第二水雷戦隊と共に沖縄方面へ出撃したがアメリカ軍の機動部隊の猛攻撃を受け、坊ノ岬沖で撃沈された。
戦闘詳報による大和の沈没地点は北緯30度22分 東経128度04分。 だが実際の大和は、北緯30度43分 東経128度04分、長崎県の男女群島女島南方176km、鹿児島県の宇治群島宇治向島西方144km、水深345mの地点に沈んでいる。 1985年(昭和60年)7月30日に大和の巨大な艦尾とスクリューが確認され、7月31日に主砲弾や艦首部分の菊の紋章が発見された。
材料(2人前)
- 牛肉:200g(バラ肉)
- じゃがいも:200g
- にんじん:100g
- 玉ねぎ:100g
- 牛脂:30g
- 小麦粉:40g
- スープ:適量
- トマトソース:60g
- 塩:少々
- コショウ:少々
調理法
- 牛肉は1個40g位に切り、塩、コショウで下味をつける。
- じゃがいも、にんじん、玉ねぎは四つ割り程度の大きさに切る。
- 牛脂を入れて熱した鍋に、牛肉を入れて、強火で色がつく程度に炒める。
- 一旦牛肉を外に出し、牛脂を少し追加して、小麦粉を入れて焦げないようにかき混ぜてキツネ色になるまで炒める。
- 4にスープを少しずつ加えて、手早くかき混ぜる。
- そこにトマトソースを入れてドミグラス・ソースを作り、蒸し鍋に移して、肉を入れて煮込む。
- 野菜を順次入れていき、充分に煮込む。
- 最後に塩、コショウで味をととのえて出来上がり。