ホガオ
2021年6月20日 (日) 00:14時点におけるWebmaster (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「thumb|right|200px|ホガオ '''ホガオ'''(Hogao)は、スペインのソフリットの一種であり、コロンビア料理によく使われ…」)
ホガオ(Hogao)は、スペインのソフリットの一種であり、コロンビア料理によく使われる。
伝統的には長ネギとトマトのみで作られ、丸いタマネギ、ニンニク、クミン、塩、コショウなどを弱火で炒めて作るギソとは異なるものである。
肉、アレパ、米などの料理に使われ、有名なバンデハ・パイサを引き立てることができる。
材料や名前の付け方は地域によって異なるが、元々はアンティオキア地方のもので、その地域の人々はパイサと呼ばれている。
コロンビアでは他にも名前があり、例えばカリブ海沿岸ではギソと呼ばれている。
太平洋岸ではrefrito、LlanosやSantanderesではhogoと呼ばれてる。
コロンビアでは、ホガオは調味料のベースであり、多くの料理、特にバンデハ・パイサのメインの添え物になっている。
アレパやパタコネスもホガオで引き立てられる。
由来
名前の由来は、古くからアホガール(ahogar)リホガール(rehogar)という調理法を表す動詞で弱火で脂が材料に均一に混ざるまで加熱することを意味している。
作り方
玉ねぎ(ロングまたはジュンカが理想)とトマトをみじん切りにして、玉ねぎ1に対してトマト3程度の割合で、ソース状になるまで煮込む。
地域によって様々な種類があるが、トマトと玉ねぎという基本的な性質は変わらない。
また、オレガノ、サフラン、アチョーテ、クミンなどのスパイスを加えてもよい。
加工品
アメリカではゴヤフーズが瓶詰めのホガオを市販している。