クコ

クコ（Goji）は、ナス科クコ属（Lycium）の植物で、主にLycium barbarumまたはLycium chinenseの近縁種の果実です。

両種ともアジア原産で、アジアの伝統的な料理に使われてきました。

両種ともアジア原産で、アジアの伝統的な料理に使われてきました。果実は似ていますが、風味、糖分、アミノ酸（ベタイン）の含有量など、わずかな違いで区別できます。

また、この果実は、少なくとも紀元後3世紀頃から、中国、韓国、ベトナム、日本で伝統的な医療に用いられてきました。現代の公式薬局方では、植物の各部分は「Lycii fructus」（果実）、「Herba lycii」（葉）などのラテン語名で呼ばれています。

2000年頃から欧米ではゴジベリーが健康食品やサプリメント、代替医療の薬として一般的になりました。

天日乾燥しているクコの実（中国・銀川市・寧夏回族自治区）

ギャラリー

Chinese Herbal Soup with Goji Berry of the Chinese cuisine.png

漢方スープ（佛跳牆）中国
（枸杞菊花茶）中国
（雪耳糖水）中国
（杏仁豆腐）中国
Osmanthus Gojiberries Jelly with Solanum nigrum of the Hong Kong Cuisine.png

(桂花枸杞糕）香港
（参鶏湯）韓国