うどんのトマト煮
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うどんのトマト煮(うどんのとまとに)は、昭和4年(1929年)に婦人雑誌『主婦之友』12月号の「十錢以下で出來る西洋料理」に掲載された料理である。
材料
うどん五玉、棚葱一ニ個、バタ大匙三四杯、牛肉三十匁、トマトケチャップ、塩、胡椒、醤油。
調理法
牛肉を細かく切って、塩、胡椒をふり、バタでこんがりといため、玉葱も同様細かく切つて、いためておきます。 うどんは、うどん屋から茹で上げたのを買います。 乾しうどんなら茹でてよく晒し、笊に揚げて、水を充分にきつたところで用います。 これもバタで一寸いため、前の肉と玉葱も一緒に入れ、トマトケチャップを加へ、塩、胡椒と少量の醤油で、味加減をします。 西洋料理に醤油は変だとおつしやるかも知れませんが、 日本人の口には、やはり醤油に入つた方が、喜ばれるやうです。 これはマカロニを使うべきところですが、うどんでも随分美味しく頂かれます。
監修
- 食餌療法研究所:富山直子
参考文献
- 『主婦之友』:昭和四年十二月号「十錢以下で出來る西洋料理」