トマトの味噌漬
2022年4月25日 (月) 21:02時点におけるWebmaster (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「__FORCETOC__ thumb|right|200px|トマトの味噌漬 '''トマトの味噌漬'''(とまとのみそづけ)…」)
トマトの味噌漬(とまとのみそづけ)は、昭和15年(1940年)に婦人雑誌『婦人倶楽部』8月号の附録「美味しい漬物・佃煮・なめ味噌」に掲載された料理である。
材料
トマト小五個、赤味噌三十匁(一一二瓦)醤油、キザラ、唐がらし一本
漬け方
(1)トマトは熟し過ぎぬ淡赤くなったものを選び、水洗いして蔕と花落を切落し、そのまま糠味噌に漬け、半日位で取り出し、綺麗に洗って一日位陰干にします。
(2)醤油大匙三杯、キザラ小匙二杯、唐がらし一本を粗く切ったものを混ぜ合せ、赤味噌を加え、杓子でよく練り上げます。
(3)丼に、(2)の味噌を入れ、(1)のトマトをその中に埋めるように並べて漬け込み、蓋をしておきます。
翌る朝から頂けまして、たいへん滋養に富み、風味もよろしうございます。
備考
キザラの代りに水飴を用いますと一段と風味がよろしく、お砂糖の代用としても重宝と存じます。
監修
- 辯護士・天津博夫人:天津きみ
参考文献
- 『婦人倶楽部』:昭和十五年八月號・付録「美味しい漬物・佃煮・なめ味噌」野菜の漬物