ソパ・デ・カラコル

提供: Tomatopedia
2022年1月9日 (日) 02:01時点におけるWebmaster (トーク | 投稿記録)による版 (→‎作り方)
ナビゲーションに移動 検索に移動
ソパ・デ・カラコル

ソパ・デ・カラコル(スペイン語:Sopa de Caracol)は、コンク貝を使ったスープで、ホンジュラスを代表する伝統料理のひとつです。 この料理は、ホンジュラスのラテンアメリカ音楽バンド「バンダ・ブランカ」の「ソパ・デ・カラコル」というキャッチーな歌で、ラテンアメリカ中で有名になりました。

起源

このスープは、ホンジュラスの北海岸(カリブ海)で生まれたとされ、ガリフナ族に由来すると言われている。 彼らの言語、舞踊及び音楽を含むガリフナ文化は、2001年にユネスコ世界無形文化遺産の認定されました。 ホンジュラスのカリブ海沿岸に住むガリフナ族は、トマト、プランテン(調理バナナ)、ユカ(キャッサバ)とココナツの香りのするスープに刻んだコンク貝を入れてソパ・デ・カラコルを作る。

材料

この料理名の由来となった最も重要な食材は、ソデボラ科のコンク貝である。

  • コンク貝
  • トマト
  • 玉ねぎ
  • にんじん
  • 青ピーマン
  • ユカ(キャッサバ)
  • 緑のプランテン(またはバナナ)
  • ココナッツミルク
  • コリアンダー
  • 水(または魚か鶏ガラだし)
  • コショウ

作り方

  1. 大きめの鍋に油を入れ、中火で熱する。
  2. 玉ねぎ(みじん切り)とピーマン(みじん切り)を加え、玉ねぎがしんなりとして半透明になるまで5~7分ほど炒める。
  3. トマトを加え、さらに3~4分炒める。
  4. 水、またはブイヨン、ユカ(大き目の一口大)、プランテン(大き目の一口大)、ニンジン(みじん切り)を加え、沸騰させる。弱火にして、20~25分、または野菜に火が通るまで煮る。
  5. コンク貝(大き目のみじん切り)、ココナッツミルク、コリアンダー、塩、コショウを入れてさらに5分ほど煮込む。煮込みすぎるとコンク貝が硬くなるので注意。
  6. 温かいトルティーヤとホットペッパーソース(タバスコ類)を添えて、大きなお椀に盛り付ける。

類似料理

カニ、魚、エビなどのシーフードを使ったものは、ソパ・マリネーラ(Sopa Marinera)として知られています。

近隣諸国

スープ・ド・ランビ(フランス語:Soupe de Lambi)、コンクチャウダー(英語:Conch Chowder)とも呼ばれ、カリブ海のさまざまな島でも食べられている。 コンクチャウダーは、フロリダキーズ(アメリカ合衆国フロリダ州最南端の列島)の伝統的な料理にもなっている。

ギャラリー