クジラのオーロラ煮

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クジラのオーロラ煮

クジラのオーロラ煮(くじらのおーろらに)は、昭和時代の学校給食のメニューである。

給食とクジラ

捕鯨がピークを迎えた1962年(昭和37年)には全国の学校給食にクジラが出ていた。 1986年(昭和61年)、国際捕鯨委員会(IWC)は全加盟国へクジラの個体数の回復を目的として一定期間の商業捕鯨禁止を促し、加盟国はIWCの国際捕鯨取締条約に合意した。 日本もIWC加盟国であったため、同年にクジラのメニューは日本の教室から姿を消した。

日本は1951年(昭和26年)にIWCに加入したが、2018年12月26日にIWCから脱退することを通告し、2019年6月30日に正式脱退している。

材料(4人分)

  • くじら肉:160グラム
  • しょうが:4グラム
  • 濃口醤油:小さじ2
  • 酒:小さじ1弱
  • 片栗粉:適量
  • さつまいも:80グラム
  • 揚げ油:適宜

オーロラソース

  • 味噌小さじ:1強
  • 三温糖:小さじ2
  • トマトケチャップ:大さじ2強

作り方

  1. くじら肉は2cmのサイコロ状に切り、おろししょうが、濃口醤油、酒で下味をつける。
  2. さつまいもは1cm角に切り、素揚げにする。
  3. くじら肉に片栗粉をつけて、油で揚げる。
  4. 味噌、三温糖、トマトケチャップを合わせて煮立て、オーロラソースを作る。
  5. 2と3を混ぜて、オーロラソースをからめる。

鯨肉の代用

捕鯨禁止から鯨肉の代用でマグロやカツオが使われ、定番の献立に至っている学校もある。

関連項目