米と魚のコロッケー(食道楽)

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米のコロッケー

米のコロッケー(こめとさかなのころっけー)は、明治36年(1903年)発行された村井 弦斎(むらい げんさい)の小説『食道楽』「秋の巻」に登場する料理である。

西洋料理の部

 西洋の人は平生食物問題を研究して新しい料理を拵える事に苦心していますから小麦を常食としているにもかかわらずお米の料理が四百何十種と出来ております。 お米を常食とする我邦の人はなおさらお米料理の研究を怠ってはなりますまい。 今ここへ西洋料理の中で日本人の口に合いそうなものを五十種ほど出しておきます。

第十五 米と魚のコロッケー

 米と魚のコロッケーは前のコロッケーより味が好くなりますが御飯大匙三杯を五勺の牛乳で長く煮て湯煮た魚の身を大匙五杯と玉子の黄身一つを加えてよく混ぜて塩胡椒で味をつけます。 冷めてから丸めて前の通りに揚げますが魚は何でも白い身の者がよいのです。 これも上等にすると赤茄子ソースかアンチョビソースを掛けて出します。

参考文献

  • 『食道楽・秋の巻』:明治三十六年(米料理百種・第十五)村井 弦斎