ファルソ・コネホ

ファルソ・コネホ（Falso Conejo）は、ボリビアの代表的な料理で、コチャバンバ県やチュキサカ県の渓谷地域で親しまれている。

由来

ウサギの肉が手に入らないため、牛肉で代用するようになった「ラムブレド・デ・コニーホ」（Lambreado de Conejo）という料理から派生したものである。

牛肉のフィレ肉にイエローチリ、ガーリック、ペッパー、クミン、タマネギ、エンドウ豆、オレガノを加えて調理します。

ジャガイモやパスタだけでなく、パスタの代わりにピラフや、チューニョ（乾燥ジャガイモ）とピーナッツの煮込んだチューニョプティを添えたり、ご飯とジャガイモ、パスタとチューニョ、また全部を盛り合わせたりと様々なバリエーションがあります。

コチャバンバの街角には「アガチャディトス」（Agachaditos）と呼ばれる安価な料理を提供する大衆的なレストランや屋台風の店があり、そこでよく目にすることができます。

2019年：ボリビア文化観光省、コチャバンバ県行政府、各美食団体が主催した文化芸術美食祭で、ボリビアの約20種類の代表的な料理で投票が行われ、結果、1位のピケマチョ（9,502票）に続き、ファルソ・コネホ（6,934票）は2位を獲得し、コチャバンバ市の「5つの代表的な料理」の1つに選ばれました。