「牛肉の黄身まぶし」の版間の差分
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2022年4月21日 (木) 21:28時点における版
牛肉の黄身まぶし(ぎうにくのきみまぶし)は、昭和10年(1933年)に婦人雑誌『婦人倶楽部』6月号の附録「家庭向夏の西洋料理」に掲載された料理である。
材料(五人前)
牛挽肉五十匁、玉葱半個、茹玉子二個、塩、胡椒、砂糖、味の素、トマトケチャップ、サラダ菜。
拵え方
(1)玉葱は微塵に切り、茹玉子は白身と黄身と別々にし、白身は微塵に切り、黄身は裏漉しておきます。
(2)挽肉、玉葱、玉子の白身を一緒にしてよく混ぜ合せ、小匙半杯の塩と小匙一杯の砂糖、胡椒、味の素少々づつ加えてよく混ぜ、十等分し、その一つを手の中でぎゅっと丸めて三分位の厚さに押しつぶし、裏漉した黄身をまぶします。
(3)御飯蒸にしぼった布巾を敷き、火にかけて、湯気が上ったら、黄身をまぶした肉饅頭を並べ、六七分間蓋をして蒸し、取出してサラダ菜を敷いた皿に、二個づつとり、上からトマトケチャップ(作り方は八〇頁参照)をかけて熱い中に侑めます。
注意
これは軟かく輕い所がよいのですが、崩れる恐れがあったら、つなぎに片栗粉少々・・・欠
参考文献
- 『婦人倶楽部』:昭和十年六月號・附録「家庭向夏の西洋料理」牛肉のお料理