「トマトのオムレツ」の版間の差分
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(1)トマトは熱湯にさっと浸け、指先でなり口の方から逆に皮を剥ぎ、大きいものなら縦四つ割にして種をとり、小口切にします。 | (1)トマトは熱湯にさっと浸け、指先でなり口の方から逆に皮を剥ぎ、大きいものなら縦四つ割にして種をとり、小口切にします。 | ||
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2022年4月21日 (木) 18:13時点における版
トマトのオムレツ(とまとのおむれつ)は、昭和10年(1933年)に婦人雑誌『婦人倶楽部』6月号の附録「家庭向夏の西洋料理」に掲載された料理である。
材料(五人前)
自然の風味を保ってあっさりしてますから、暑さ時には申分のないお惣菜です。
トマト五個、玉葱一個、玉子十個、バター大匙一杯、サラダ油、酢、塩、胡椒。
拵え方
(1)トマトは熱湯にさっと浸け、指先でなり口の方から逆に皮を剥ぎ、大きいものなら縦四つ割にして種をとり、小口切にします。
(2)欠
(3)玉子は二つづつ割り、塩と胡椒で淡味をつけよくかき混ぜます。
(4)サラダ油大匙一杯と洋酢大匙一杯(日本酢なら大匙一杯半)を合せ、少量の塩と胡椒を加えて混ぜ合せ、酢油を作ります。
(5)そこへ前のトマトに酢油をかけ、玉葱の汁気をきって加え、よく混ぜ合して五つに取り分けます。
(6)フライ鍋にバターを少し煮溶かして一人前分の玉子を流し入れ、箸で静かに混ぜて一面にひろげ、八分通り焼けたところで(5)の材料を入れ、柏餅のように二つに折り包んで焼き上げ、皿にとってパセリの小枝を添えて供します。(秋穗敬子)
監修
- 東京割烹女學校長:秋穗敬子
参考文献
- 『婦人倶楽部』:昭和十年六月號・附録「家庭向夏の西洋料理」トマトのお料理