「スラッピージョー」の版間の差分
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'''スラッピージョー'''(すらっぴーじょー)は、昭和に登場した学校給食のメニューである。 | '''スラッピージョー'''(すらっぴーじょー)は、昭和に登場した学校給食のメニューである。 | ||
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[[スロッピー・ジョー]]は、アメリカ料理で、アメリカの学校給食にも出されている。 | [[スロッピー・ジョー]]は、アメリカ料理で、アメリカの学校給食にも出されている。 | ||
アメリカでは子どもに好きな食べ物を聞くと、スラッピージョーはトップにあがるほど非常に人気がある。 | アメリカでは子どもに好きな食べ物を聞くと、スラッピージョーはトップにあがるほど非常に人気がある。 | ||
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日本の給食に登場した明確な時期としてわかっているのは、昭和49年(1974年)に宮城県・仙台市の学校給食に登場している。 | 日本の給食に登場した明確な時期としてわかっているのは、昭和49年(1974年)に宮城県・仙台市の学校給食に登場している。 | ||
この二年後の昭和51年(1976年)に米飯給食が導入されたことでパン食が少なくなり、次第に姿を消したと思われる。 | この二年後の昭和51年(1976年)に米飯給食が導入されたことでパン食が少なくなり、次第に姿を消したと思われる。 | ||
明確な時期は不明だが、比較的古い時期に出されていたことがわかっている地域は、山口県、岐阜県、栃木県、東京など。 | 明確な時期は不明だが、比較的古い時期に出されていたことがわかっている地域は、山口県、岐阜県、栃木県、東京など。 | ||
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2010年代(平成22年)に、再び学校給食に登場するようになり、全国広範囲に及んでいる。 | 2010年代(平成22年)に、再び学校給食に登場するようになり、全国広範囲に及んでいる。 | ||
スラッピージョーは、食べるときに、具がこぼれ落ちたり、口元が汚れたりしやすいことから「汚れる」「だらしない」という意味の“スラッピー”や片手で食べられることから「なまけもの」の“スラッピー”、料理を考えた人が“ジョーさん”だったことに由来するなどの説明がなされている。 | スラッピージョーは、食べるときに、具がこぼれ落ちたり、口元が汚れたりしやすいことから「汚れる」「だらしない」という意味の“スラッピー”や片手で食べられることから「なまけもの」の“スラッピー”、料理を考えた人が“ジョーさん”だったことに由来するなどの説明がなされている。 | ||
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一般的な献立では、背割りのコッペパンに別皿のミートソースを挟んで食べる。 | 一般的な献立では、背割りのコッペパンに別皿のミートソースを挟んで食べる。 | ||
学校や日によっては、ハンバーガーバンズや食パンの場合もある。 | 学校や日によっては、ハンバーガーバンズや食パンの場合もある。 |
2022年5月17日 (火) 22:45時点における版
スラッピージョー(すらっぴーじょー)は、昭和に登場した学校給食のメニューである。
アメリカ
スロッピー・ジョーは、アメリカ料理で、アメリカの学校給食にも出されている。 アメリカでは子どもに好きな食べ物を聞くと、スラッピージョーはトップにあがるほど非常に人気がある。
日本
昭和
日本の給食に登場した明確な時期としてわかっているのは、昭和49年(1974年)に宮城県・仙台市の学校給食に登場している。 この二年後の昭和51年(1976年)に米飯給食が導入されたことでパン食が少なくなり、次第に姿を消したと思われる。 明確な時期は不明だが、比較的古い時期に出されていたことがわかっている地域は、山口県、岐阜県、栃木県、東京など。
平成
2010年代(平成22年)に、再び学校給食に登場するようになり、全国広範囲に及んでいる。 スラッピージョーは、食べるときに、具がこぼれ落ちたり、口元が汚れたりしやすいことから「汚れる」「だらしない」という意味の“スラッピー”や片手で食べられることから「なまけもの」の“スラッピー”、料理を考えた人が“ジョーさん”だったことに由来するなどの説明がなされている。
スタイル
一般的な献立では、背割りのコッペパンに別皿のミートソースを挟んで食べる。 学校や日によっては、ハンバーガーバンズや食パンの場合もある。
材料(4人分)
- 合挽肉:60g
- 人参:40g
- 玉ねぎ:100g
- トマトケチャップ:20g
- トマトソース:20g
- ウスターソース:6g
- 赤ワイン:4g
- 塩:少々
- こしょう:少々
- 米粉(給食では、米粉を使用していますが、でん粉でも代用できます。):1.2g
- 油:適量
作り方
- 人参は千切りにします。玉ねぎは短冊切りにします。
- 米粉は、少量の水(分量外)で、溶いておきます。
- フライパンに油をひいて、合挽肉を炒めて塩、こしょうをします。合挽肉に火が通ったら人参、玉ねぎを加えて炒めます。
- 野菜がしんなりしてきたら、トマトケチャップ、トマトソース、ウスターソース、赤ワインを入れてしっかり火を通します。
- 水溶き米粉を加えてひと煮立ちすれば出来上がりです。
※パンに挟んで食べると美味しいです。