「三色酢の物」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(ページの作成:「__FORCETOC__ thumb|right|200px|三色酢の物 '''三色酢の物'''（さんしょくすのもの）は、昭和2…」) |
|||
| 3行目: | 3行目: | ||
'''三色酢の物'''（さんしょくすのもの）は、昭和27年（1952年）に婦人雑誌『[[婦人倶楽部]]』6月号の附録「食欲をすゝめる 美味しい夏の漬物二百種」に掲載された料理である。 | '''三色酢の物'''（さんしょくすのもの）は、昭和27年（1952年）に婦人雑誌『[[婦人倶楽部]]』6月号の附録「食欲をすゝめる 美味しい夏の漬物二百種」に掲載された料理である。 | ||
| + | == 材料（五人分） == | ||
[[File:Supplement to Fujin Club Jul 1952 - Sanshoku Sunomono.png|thumb|right|200px|参考画像]] | [[File:Supplement to Fujin Club Jul 1952 - Sanshoku Sunomono.png|thumb|right|200px|参考画像]] | ||
| + | 胡瓜中日本、トマト二個、ゆで玉子五個、塩、酢、砂糖、食紅、味の素。 | ||
| + | |||
| + | == 作り方 == | ||
| + | 玉子は殻をむいて瀬戸引椀に入れ、濃い番茶汁をかぶる位加え、その汁一合に対して塩小匙一杯、砂糖大匙一杯、酢大匙半杯、食紅小匙四分の一の割合にまぜて火にかけ、煮立ったら弱火にして二十分間ほど煮込み、汁気をとって縦四つ切にし、切口に寒天汁をぬりつけます（これは松蛋、または松龜玉子といいます）。 | ||
| + | トマトは皮に浅く十文字の切目をつけ、熱湯に一分間ほど浸して皮をむき、五分（一・五糎）位の角切にし、笊か裏漉しに入れて汁気を切ります。 | ||
| + | 胡瓜は皮つきのまま一寸（三糎）位のせん切にして塩をうすくふり、十分間ほどおいて布巾に包み、軽くもんで汁気をきります。 | ||
| + | 以上の三種を小丼に盛り合せ、甘酢をかけて頂きます。 | ||
| + | 急ぎの場合や、その時々の都合で、玉子はゆでただけで四つ割にして用いても結構です。 | ||
== 参考文献 == | == 参考文献 == | ||
2022年4月27日 (水) 14:47時点における最新版
三色酢の物（さんしょくすのもの）は、昭和27年（1952年）に婦人雑誌『婦人倶楽部』6月号の附録「食欲をすゝめる 美味しい夏の漬物二百種」に掲載された料理である。
材料（五人分）
胡瓜中日本、トマト二個、ゆで玉子五個、塩、酢、砂糖、食紅、味の素。
作り方
玉子は殻をむいて瀬戸引椀に入れ、濃い番茶汁をかぶる位加え、その汁一合に対して塩小匙一杯、砂糖大匙一杯、酢大匙半杯、食紅小匙四分の一の割合にまぜて火にかけ、煮立ったら弱火にして二十分間ほど煮込み、汁気をとって縦四つ切にし、切口に寒天汁をぬりつけます（これは松蛋、または松龜玉子といいます）。 トマトは皮に浅く十文字の切目をつけ、熱湯に一分間ほど浸して皮をむき、五分（一・五糎）位の角切にし、笊か裏漉しに入れて汁気を切ります。 胡瓜は皮つきのまま一寸（三糎）位のせん切にして塩をうすくふり、十分間ほどおいて布巾に包み、軽くもんで汁気をきります。 以上の三種を小丼に盛り合せ、甘酢をかけて頂きます。 急ぎの場合や、その時々の都合で、玉子はゆでただけで四つ割にして用いても結構です。
参考文献
- 『婦人倶楽部』：昭和二十七年六月号・付録「食欲をすゝめる 美味しい夏の漬物二百種」（付）酢の物と和え物二十四種