三色酢の物

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三色酢の物

三色酢の物(さんしょくすのもの)は、昭和27年(1952年)に婦人雑誌『婦人倶楽部』6月号の附録「食欲をすゝめる 美味しい夏の漬物二百種」に掲載された料理である。

材料(五人分)

参考画像

胡瓜中日本、トマト二個、ゆで玉子五個、塩、酢、砂糖、食紅、味の素。

作り方

玉子は殻をむいて瀬戸引椀に入れ、濃い番茶汁をかぶる位加え、その汁一合に対して塩小匙一杯、砂糖大匙一杯、酢大匙半杯、食紅小匙四分の一の割合にまぜて火にかけ、煮立ったら弱火にして二十分間ほど煮込み、汁気をとって縦四つ切にし、切口に寒天汁をぬりつけます(これは松蛋、または松龜玉子といいます)。 トマトは皮に浅く十文字の切目をつけ、熱湯に一分間ほど浸して皮をむき、五分(一・五糎)位の角切にし、笊か裏漉しに入れて汁気を切ります。 胡瓜は皮つきのまま一寸(三糎)位のせん切にして塩をうすくふり、十分間ほどおいて布巾に包み、軽くもんで汁気をきります。 以上の三種を小丼に盛り合せ、甘酢をかけて頂きます。 急ぎの場合や、その時々の都合で、玉子はゆでただけで四つ割にして用いても結構です。

参考文献

  • 『婦人倶楽部』:昭和二十七年六月号・付録「食欲をすゝめる 美味しい夏の漬物二百種」(付)酢の物と和え物二十四種