「戦時中のトマトの利用と栽培」の版間の差分
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昭和19年6月に刊行された『戦時農園講義録』第5輯では、[[トマト]]の利用法や栽培方法が詳しく記されている。 | 昭和19年6月に刊行された『戦時農園講義録』第5輯では、[[トマト]]の利用法や栽培方法が詳しく記されている。 | ||
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+ | トマトは次のように記されている。 | ||
#生のままかぶりつくのが一番 | #生のままかぶりつくのが一番 | ||
#出盛りにトマトソースを作っておく | #出盛りにトマトソースを作っておく |
2022年4月3日 (日) 01:25時点における版
戦時中のトマトの栽培は、国民へ推奨された。 昭和19年6月に刊行された『戦時農園講義録』第5輯では、トマトの利用法や栽培方法が詳しく記されている。
夏野菜の完全利用
トマトは次のように記されている。
- 生のままかぶりつくのが一番
- 出盛りにトマトソースを作っておく
- うら生りの青いトマトは漬け物に
栽培法
一本から一貫目とれるトマトの蜜柑箱栽培法
園芸を行うには必ずしも地面が無くても、屋上に設けられた一坪の物干場の四隅を利用して、密柑の空き箱を並べ、或いは二階の窓に手摺を設け、或いはまた庭先に日当たりを良くする高さの棚台を作ってその上に密柑箱を置けば、ほとんど如何なる種類の植物も完全に栽培することが出来ます。
中でも「トマト」は大変作り易い上に次々に果を収穫する愉快さは何とも云えないものです。