「トマトブレディ」の版間の差分

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ブレディは一般的にマトンリブをスパイス一緒に長時間煮込む。
 
ブレディは一般的にマトンリブをスパイス一緒に長時間煮込む。
 
香辛料には唐辛子のほか、シナモン、カルダモン、生姜、クローブなどが使われる。
 
香辛料には唐辛子のほか、シナモン、カルダモン、生姜、クローブなどが使われる。
野菜はトマトの他、カリフラワー、レンズ豆、パースニップ、マルメロ、かぼちゃやインゲン豆、ケープスイレン(学名:''Aponogeton distachyos'')の花なども使われる。
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野菜はトマトの他、カリフラワー、レンズ豆、パースニップ、マルメロ、かぼちゃ、インゲン豆、ケープスイレン(学名:''Aponogeton distachyos'')の花なども使われる。
  
 
== 起源 ==
 
== 起源 ==

2022年3月25日 (金) 22:48時点における版

ブレディ

トマトブレディ(英:Tomato Bredie/アフリカーンス語:Tamatie Bredie)は、南アフリカ料理の一つでマトンを使ったシチューである。 南アフリカ共和国の公用語の一つのアフリカーンス語では「タマティブレディ」と呼ばれる。 南アフリカの伝統的な料理で、南アフリカ各地で地元住民や観光客がよく食べている。 ご飯と一緒に出されることもある。

特徴

ブレディは一般的にマトンリブをスパイス一緒に長時間煮込む。 香辛料には唐辛子のほか、シナモン、カルダモン、生姜、クローブなどが使われる。 野菜はトマトの他、カリフラワー、レンズ豆、パースニップ、マルメロ、かぼちゃ、インゲン豆、ケープスイレン(学名:Aponogeton distachyos)の花なども使われる。

起源

語源はアフリカーナーとよばれる南部アフリカのオランダ系移民(通称:ブーア人)の母語であるアフリカーンス語に由来する。 「ブレディー」はアフリカーンス語で「シチュー」を意味するが、実際はマレーシア起源の料理である。 マレー人がケープタウンに持ち込んだ料理で、彼らは奴隷としてアフリカ植民地に連れてこられたケースがほとんどだった。 ブレディという言葉は、東洋のほうれん草を指すが、トマトブレディは代わりにトマトが使われる。