「ティマティム・クルト」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(→特徴) |
|||
(同じ利用者による、間の12版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
__FORCETOC__ | __FORCETOC__ | ||
− | [[File:Ethiopian Tomato Dishes - Timatim Kurt.png|thumb|right| | + | [[File:Ethiopian Tomato Dishes - Timatim Kurt.png|thumb|right|250px|ティマティム・クルト]] |
− | '''ティマティム・クルト'''(Timatim Kurt/アムハラ語:የቲማቲም ቁርጥ | + | '''ティマティム・クルト'''(Timatim Kurt/アムハラ語:የቲማቲም ቁርጥ አሰራር)は、エチオピアのトマトサラダである。 |
+ | 主食のインジェラと食べられる。 | ||
== 歴史 == | == 歴史 == | ||
+ | [[File:Injera with Timatim Kurt.png|thumb|right|200px|インジェラとティマティム・クルト(中央)]] | ||
このシンプルなサラダは、イタリア料理とよく似た構成になっている。 | このシンプルなサラダは、イタリア料理とよく似た構成になっている。 | ||
1930年代半ばにイタリアがエチオピアに駐在していた頃、あるいはそれ以前から伝わっていたようで、「クルト」という名前は、生肉の角切りを使った料理が由来と考えられている。 | 1930年代半ばにイタリアがエチオピアに駐在していた頃、あるいはそれ以前から伝わっていたようで、「クルト」という名前は、生肉の角切りを使った料理が由来と考えられている。 | ||
− | + | トマトの大きさ、生であること、色合いなども似ている。 | |
− | |||
+ | == 特徴 == | ||
+ | ドレッシングは、ホワイトビネガーとヒマワリ油で作ることが多いが、より上質な酢と油を使うことで、風味がより豊かになる。 | ||
+ | フレッシュで歯ごたえがよい、スパイシーなハラペーニョ(青唐辛子)が加えられるのが定番だが、ハラペーニョではなく、スパイスのベルベルを加える人もいる。 | ||
+ | == 類似料理 == | ||
+ | *[[ティマティム・レブレブ]] | ||
+ | ---- | ||
[[Category:トマト料理|て]] | [[Category:トマト料理|て]] | ||
[[Category:エチオピアのトマト料理|て]] | [[Category:エチオピアのトマト料理|て]] |
2022年10月8日 (土) 04:20時点における最新版
ティマティム・クルト(Timatim Kurt/アムハラ語:የቲማቲም ቁርጥ አሰራር)は、エチオピアのトマトサラダである。 主食のインジェラと食べられる。
歴史
このシンプルなサラダは、イタリア料理とよく似た構成になっている。 1930年代半ばにイタリアがエチオピアに駐在していた頃、あるいはそれ以前から伝わっていたようで、「クルト」という名前は、生肉の角切りを使った料理が由来と考えられている。 トマトの大きさ、生であること、色合いなども似ている。
特徴
ドレッシングは、ホワイトビネガーとヒマワリ油で作ることが多いが、より上質な酢と油を使うことで、風味がより豊かになる。 フレッシュで歯ごたえがよい、スパイシーなハラペーニョ(青唐辛子)が加えられるのが定番だが、ハラペーニョではなく、スパイスのベルベルを加える人もいる。