罗宋汤

中国式ボルシチ『罗宋汤』（上海市）

罗宋汤（罗宋汤：ルオソンタン/羅宋湯：ローソントン）は、ロシアを起源し、上海を中心に発展したスープである。 中国式のボルシチであり「中式罗宋汤」として紹介されることもある。

歴史

ロシア帝国が崩壊し、臨時政府を強制的に解散、ソビエト社会主義共和国連邦（旧ソ連）の樹立に繋がった十月革命（十月社会主義者大革命：1917年11月7日 - 1918年）によって多くのロシア人が上海に亡命し、現地の食文化を持ち込んだのが始まりである。

香港

羅宋湯の代表としてよく知られているのが「皇后飯店」である。 創業者の于永富は若い頃、ロシア革命で上海に亡命してきたロシア人シェフのクリロフ（Kurilov）に師事し、1940年代に香港へ渡り、1952年に香港島北部の商業および住宅地区である北角（バッコゥ）に最初の支店をオープンした。

ギャラリー

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  「罗宋汤」
  德大西菜社
  （上海市）

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  「牛肉蔬菜浓汤（萝宋汤）」
  天鹅申阁西菜社
  （上海市）

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  「羅宋湯」
  皇后飯店
  （香港）

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  「沙皇羅宋湯（内含牛肉）」
  明星咖啡館
  （台湾・台北市）

関連項目

• 中華スープ
• ボルシチ：ウクライナ

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