「簡易ピックルス」の版間の差分

提供: Tomatopedia
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(同じ利用者による、間の9版が非表示)
1行目: 1行目:
 
__FORCETOC__
 
__FORCETOC__
 
[[File:Japanese Tomato Dishes - Kani Pickles.png|thumb|right|200px|簡易ピックルス]]
 
[[File:Japanese Tomato Dishes - Kani Pickles.png|thumb|right|200px|簡易ピックルス]]
'''簡易ピックルス'''(Kani Pickles)は、昭和25年(1950年)に婦人雑誌『[[主婦之友]]』の附録「家庭料理五百種」に掲載された料理である。
+
'''簡易ピックルス'''(かんいぴっくるす)は、昭和25年(1950年)に婦人雑誌『[[主婦之友]]』11月号の附録「家庭料理五百種」に掲載された料理である。
 
 
== 材料 ==
 
 
 
  
 
== 作り方 ==
 
== 作り方 ==
19行目: 16行目:
  
 
別に漬液を作ります。
 
別に漬液を作ります。
トマト一個と玉葱一個をみじん切にして鍋に入れ、水一合を加えて火にかけ、とろとろになって水気が殆んどなくなるまで煮てから、種抜きの赤とうがらし一本と砂糖大さじ山一杯を加え、砂糖が煮溶けたら酢を大さじ三杯ほど加えて、火から下して冷まします。
+
[[トマト]]一個と玉葱一個をみじん切にして鍋に入れ、水一合を加えて火にかけ、とろとろになって水気が殆んどなくなるまで煮てから、種抜きの赤とうがらし一本と砂糖大さじ山一杯を加え、砂糖が煮溶けたら酢を大さじ三杯ほど加えて、火から下して冷まします。
  
 
清潔な瓶に胡瓜を入れて、用意の漬液をかけ、蔽いをして冷たい場所におきますと、翌日から食べられます。
 
清潔な瓶に胡瓜を入れて、用意の漬液をかけ、蔽いをして冷たい場所におきますと、翌日から食べられます。
25行目: 22行目:
 
=== 註 ===
 
=== 註 ===
 
永く貯蔵したいときは、漬液をときどき煮立て、冷ましてまた漬けるようにします。
 
永く貯蔵したいときは、漬液をときどき煮立て、冷ましてまた漬けるようにします。
<br>
 
<Div Align="right">『主婦之友』附録 <small>材料別つくり方</small>「家庭料理五百種」(魚料理・漬物)</Div>
 
  
 
== 参考文献 ==
 
== 参考文献 ==
*『主婦之友』:昭和25年11月號・附録 <small>材料別つくり方</small>「家庭料理五百種」(魚料理・漬物)
+
*『主婦之友』:昭和二十五年十一月號・附録 <small>材料別つくり方</small>「家庭料理五百種」(一年中役に立つ変り漬け二十五種)
 
----
 
----
 
[[カテゴリ:日本の旧トマト料理|か]]
 
[[カテゴリ:日本の旧トマト料理|か]]
 
[[カテゴリ:昭和のトマト料理|か]]
 
[[カテゴリ:昭和のトマト料理|か]]
[[カテゴリ:主婦之友の料理|か]]
+
[[カテゴリ:主婦之友|か]]
[[カテゴリ:昭和25年11月號・家庭料理五百種の料理|か]]
+
[[カテゴリ:昭和25年11月號・家庭料理五百種|か]]
 +
[[カテゴリ:青トマトの料理|か]]

2022年6月27日 (月) 07:33時点における最新版

簡易ピックルス

簡易ピックルス(かんいぴっくるす)は、昭和25年(1950年)に婦人雑誌『主婦之友』11月号の附録「家庭料理五百種」に掲載された料理である。

作り方

簡易ピックルス(酢漬)は、出盛りの野菜で作っておくと、西洋料理の附合せやサラダ、前菜、サンドイッチなどに一年中重宝します。 本式にすればちょっと手がかかるところを、ごく簡単においしく漬けられる方法で申上げましょう。

ピックルスといえば、胡瓜が代表的なものですが、未熟の青トマトなども同様の方法でお漬けください。

もぎたての胡瓜を五六本選び、洗ってごく細いものは形のまま使いますが、普通は丈を四つに切って、それぞれを縦に四つ割か六つ割とし、心を包丁でそぎとって指くらいの太さにします。

水五勺に塩小さじ山一杯と焼明礬小さじ4/1杯を溶かした中に胡瓜を漬け、軽い圧しをして半日から一晩おきます。

次に塩胡瓜を取り出して、布巾で水気をよくふきます。

別に漬液を作ります。 トマト一個と玉葱一個をみじん切にして鍋に入れ、水一合を加えて火にかけ、とろとろになって水気が殆んどなくなるまで煮てから、種抜きの赤とうがらし一本と砂糖大さじ山一杯を加え、砂糖が煮溶けたら酢を大さじ三杯ほど加えて、火から下して冷まします。

清潔な瓶に胡瓜を入れて、用意の漬液をかけ、蔽いをして冷たい場所におきますと、翌日から食べられます。

永く貯蔵したいときは、漬液をときどき煮立て、冷ましてまた漬けるようにします。

参考文献

  • 『主婦之友』:昭和二十五年十一月號・附録 材料別つくり方「家庭料理五百種」(一年中役に立つ変り漬け二十五種)