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− | '''ホガオ''' | + | '''ホガオ'''(Hogao)は、トマトとタマネギを使った塩味のソースで、スペインのソフリットの一種であり、コロンビア料理によく使われる。 |
<p>コロンビアでは、ホガオは調味料のベースであり、多くの料理、特に有名なバンデハ・パイサのメインの添え物になっている。<br> | <p>コロンビアでは、ホガオは調味料のベースであり、多くの料理、特に有名なバンデハ・パイサのメインの添え物になっている。<br> | ||
肉、アレパ、米などの料理に使われ、パタコネス(青バナナをスライスしたフライ)もホガオで引き立てられる。</p> | 肉、アレパ、米などの料理に使われ、パタコネス(青バナナをスライスしたフライ)もホガオで引き立てられる。</p> |
2021年6月20日 (日) 00:42時点における版
ホガオ(Hogao)は、トマトとタマネギを使った塩味のソースで、スペインのソフリットの一種であり、コロンビア料理によく使われる。
コロンビアでは、ホガオは調味料のベースであり、多くの料理、特に有名なバンデハ・パイサのメインの添え物になっている。
肉、アレパ、米などの料理に使われ、パタコネス(青バナナをスライスしたフライ)もホガオで引き立てられる。
由来
起源はアフリカのヨルバ族の料理である「アタソース」がルーツである。
名前の由来は、古くからアホガール(ahogar)リホガール(rehogar)という調理法を表す動詞で弱火で脂が材料に均一に混ざるまで、ゆっくり加熱することを意味している。
作り方
伝統的には長ネギとトマトのみで作られ、丸いタマネギ、ニンニク、クミン、塩、コショウなどを弱火で炒めて作るギソとは異なるものである。
玉ねぎ(ロングまたはジュンカが理想)とトマトをみじん切りにして、玉ねぎ1に対してトマト3程度の割合で、ソース状になるまで煮込む。
地域によって様々な種類があるが、トマトと玉ねぎという基本的な性質は変わらない。
また、オレガノ、サフラン、アチョーテ、クミンなどのスパイスを加えてもよい。
地域性
材料や名前の付け方は地域によって異なるが、元々はアンティオキア地方のもので、その地域の人々はパイサと呼ばれている。
コロンビアでは他にも名前があり、例えばカリブ海沿岸ではギソと呼ばれている。
太平洋岸ではrefrito、LlanosやSantanderesではhogoと呼ばれてる。
加工品
アメリカではゴヤフーズが瓶詰めのホガオを市販している。