「インド煮」の版間の差分

提供: Tomatopedia
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(同じ利用者による、間の5版が非表示)
4行目: 4行目:
  
 
== 歴史 ==
 
== 歴史 ==
インド煮は、鹿沼市の学校給食共同調理場の栄養士が、子どもたちのし好と栄養バランスを考えて考案した料理で、40年以上、鹿沼市の給
+
インド煮は、鹿沼市の学校給食共同調理場の栄養士が、子どもたちの嗜好と栄養バランスを考えて考案した料理で、40年以上、鹿沼市の給食の定番メニューとして親しまれてきた。
食の定番メニューとして親しまれてきた。
 
 
インド煮は、地場の野菜やこんにゃくとぶた肉、さつま揚げ、うずら卵などの食材をカレー風味の煮物に仕立てた肉じゃがに似た具だくさ
 
インド煮は、地場の野菜やこんにゃくとぶた肉、さつま揚げ、うずら卵などの食材をカレー風味の煮物に仕立てた肉じゃがに似た具だくさ
 
んの料理で、材料・味つけともに昔から変わっていない。
 
んの料理で、材料・味つけともに昔から変わっていない。
39行目: 38行目:
  
 
== 反響 ==
 
== 反響 ==
絶対に終電を逃さない女による、ドラマ『おいしい給食 season2』六話にインド煮が登場した。
+
*インド煮は鹿沼市内の学校に限らず、飲食店、栃木県内や県外の学校給食でも出されている。
 
+
*絶対に終電を逃さない女による、ドラマ『おいしい給食 season2』6話にインド煮が登場した。
  
 +
== 関連項目 ==
 +
*[[昭和の給食一覧]]
 
----
 
----
 
[[カテゴリ:日本の旧トマト料理|給]]
 
[[カテゴリ:日本の旧トマト料理|給]]

2022年5月16日 (月) 00:51時点における最新版

インド煮

インド煮(いんどに)は、昭和45年(1970年)半ばに栃木県鹿沼市で考案された給食メニューである。

歴史

インド煮は、鹿沼市の学校給食共同調理場の栄養士が、子どもたちの嗜好と栄養バランスを考えて考案した料理で、40年以上、鹿沼市の給食の定番メニューとして親しまれてきた。 インド煮は、地場の野菜やこんにゃくとぶた肉、さつま揚げ、うずら卵などの食材をカレー風味の煮物に仕立てた肉じゃがに似た具だくさ んの料理で、材料・味つけともに昔から変わっていない。 給食から生まれた鹿沼市のソウルフードとして新聞に取り上げられ話題になった。

材料(約四人分)

  • じゃがいも:中2個
  • こんにゃく:100g
  • ぶたこま肉:100g
  • さつま揚げ:中2枚
  • にんじん:7㎝
  • たまねぎ:中3/4個
  • うずら卵(水煮缶):10個
  • 油:小さじ1と1/2

調味料

  • 砂糖:小さじ1
  • ケチャップ:大さじ2と1/2
  • 中濃ソース:小さじ2
  • しょうゆ:小さじ1/2
  • 粉カレー:小さじ1/2
  • スープストック(またはコンソメの素):小さじ3/4 
  • 塩:小さじ1/3
  • 水:40㏄

作り方

① じゃがいもとにんじんは、いちょう切り、こんにゃくとさつま揚げは角切り、たまねぎは1/2の角型に切ります。

② さつま揚げはさっとゆでて油を抜き、こんにゃくもゆでてあくを抜きます。

③ ぶた肉、にんじん、たまねぎ、こんにゃく、じゃがいもを油でいためて水を加えて煮ます。

④ ③が柔らかくなったら、調味料を加えてさつま揚げ、うずら卵を入れて味が染みこむように弱火で煮込みます。

反響

  • インド煮は鹿沼市内の学校に限らず、飲食店、栃木県内や県外の学校給食でも出されている。
  • 絶対に終電を逃さない女による、ドラマ『おいしい給食 season2』6話にインド煮が登場した。

関連項目