「赤茄子サンドイッチ(食道楽)」の版間の差分

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== 参考文献 ==
 
== 参考文献 ==
*『食道楽・秋の巻』:明治三十六年(パン料理五十種・第二十七)村井 弦斎
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*『[[食道楽・秋の巻]]』:明治三十六年(附録:パン料理五十種・第二十七)村井 弦斎
 
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2022年5月4日 (水) 06:33時点における版

赤茄子サンドイッチ

赤茄子サンドイッチ(あかなすさんどいっち)は、明治36年(1903年)発行された村井 弦斎(むらい げんさい)の小説『食道楽』「秋の巻」に登場する料理である。

パン料理五十種

 我邦の家庭にも近頃は食パンを用ゆる事が大層流行して中流以上の人は朝の食事をパンと牛乳で済ませる人も多いようです。 西洋料理の献立にも必ずパンが入要ですし、旅の弁当にもサンドウィッチを携える有様ですから誰でもパンの事をよく知っていなければなりません。

第二十七 赤茄子サンドイッチ

 赤茄子サンドイッチは赤茄子へ熱湯をかけて皮を剥いて薄く切ります。 パンへは両面ともにバターと塩胡椒の煉ったものを塗って赤茄子を挟みます。 夏の野外遊びには極く珍重されて人の渇きを治しますが携える時水気が浸み出しますからお気をつけなさい。

参考文献

  • 食道楽・秋の巻』:明治三十六年(附録:パン料理五十種・第二十七)村井 弦斎