「トマトと靑蕃椒のグラタン」の版間の差分
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次に玉葱と、パセリをみぢん切にして、バターでいため、挽混ぜ肉を入れて一緒にいため、塩胡椒で味をつけましたら、前のトマトと靑蕃椒の中に詰め、上にパン粉をかけます。 | 次に玉葱と、パセリをみぢん切にして、バターでいため、挽混ぜ肉を入れて一緒にいため、塩胡椒で味をつけましたら、前のトマトと靑蕃椒の中に詰め、上にパン粉をかけます。 | ||
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== 監修 == | == 監修 == | ||
*東京料理學校講師・工学博士:櫻井省三 | *東京料理學校講師・工学博士:櫻井省三 |
2022年4月19日 (火) 10:36時点における版
トマトと靑蕃椒のグラタン(とまととあをたうがらしのぐらたん)は、昭和6年(1931年)に婦人雑誌『主婦之友』9月号の附録「お惣菜向きの和洋料理の作り方畵報」に掲載された料理である。
材料(一人分)
- トマト:二個
- 靑蕃椒:一個(青ピーマン)
- 玉葱:半個
- パセリ:少々
- 牛肉と豚肉の挽き混ぜ肉:二十匁
- チーズ
- パン粉
- 塩
- 胡椒
作り方
トマトも靑蕃椒も坐りのよいように、ちょっと下を切り揃え、上部の蔕のところを切って、中の種を出しておきます。
次に玉葱と、パセリをみぢん切にして、バターでいため、挽混ぜ肉を入れて一緒にいため、塩胡椒で味をつけましたら、前のトマトと靑蕃椒の中に詰め、上にパン粉をかけます。 若しあったらチーズ(粉に卸して)も少しふりかけ、バターを一つまみ載せ、テンピで焼きます。
鶏のローストなどの附合せにするときは、玉葱とパセリだけを使って、肉を省いてもよろしいです。
また、肉の代りに、魚の身を入れてもいいし、うどんや、御飯を詰めて焼いたのも、美味しいものです。 テンピがなければ、フライ鍋でも、火加減を注意すれば焼けます。
『主婦之友』付録「お惣菜向きの和洋料理の作り方畵報」
監修
- 東京料理學校講師・工学博士:櫻井省三
参考文献
- 『主婦之友』:昭和六年九月號・付録「お惣菜向きの和洋料理の作り方畵報」