「鱒のバタ燒 支那風なます」の版間の差分

提供: Tomatopedia
ナビゲーションに移動 検索に移動
23行目: 23行目:
  
 
<br>
 
<br>
<Div Align="right">『惣菜料理全書』</Div>
+
<Div Align="right">『惣菜料理全書』六月(魚料理)</Div>
  
 
== 参考文献 ==
 
== 参考文献 ==

2022年4月15日 (金) 07:33時点における版

鱒のバタ燒 支那風なます(Masu no Butter Yaki)は、昭和17年(1942年)に主婦之友社から発行された『惣菜料理全書』に掲載された料理である。

材料(五人前)

  • 鱒:五切
  • そば粉:少々
  • トマト
  • キャベツ
  • 胡瓜
  • 馬鈴薯
  • 生姜:二かけ
  • 葱:一本

作り方

お味ののった生鱒をそば粉をまぶして炒め焼にしたもの。 そば粉をつけると見たところは黒く上がりますが、風味の点は申分なく、ビタミンの多いお惣菜です。

作り方はいたって簡単で、まづ切身にぱらりと薄塩を當て、そば粉にさっと転がして、両面をこんがりと炒め焼にし、ビタミンCを補うために支那風のなますを添えました。

なますは、甘酢にみぢん切の葱と生姜のおろし汁を入れて暫くおき、そこへ適宜に切ったキャベツ、胡瓜、トマトなどを和えたもの。 なおそれに粉ふき薯を一人あて二つ三つ添えれば、カロリーも充分で、御飯も節約になりましょう。


『惣菜料理全書』六月(魚料理)

参考文献

  • 『惣菜料理全書』:昭和17年10月18日 第3刷 主婦之友社