鱒のバタ燒 支那風なます

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鱒のバタ燒 支那風なます

鱒のバタ燒 支那風なます(ますのばたやき しなふうなます)は、戦時中の昭和17年(1942年)に主婦之友社から発行された『惣菜料理全書』に掲載された料理である。

材料(五人前)

  • 鱒:五切
  • そば粉:少々
  • トマト
  • キャベツ
  • 胡瓜
  • 馬鈴薯
  • 生姜:二かけ
  • 葱:一本

作り方

参考画像

お味ののった生鱒をそば粉をまぶして炒め焼にしたもの。 そば粉をつけると見たところは黒く上がりますが、風味の点は申分なく、ビタミンの多いお惣菜です。

作り方はいたって簡単で、まづ切身にぱらりと薄塩を當て、そば粉にさっと転がして、両面をこんがりと炒め焼にし、ビタミンCを補うために支那風のなますを添えました。

なますは、甘酢にみぢん切の葱と生姜のおろし汁を入れて暫くおき、そこへ適宜に切ったキャベツ、胡瓜、トマトなどを和えたもの。 なおそれに粉ふき薯を一人あて二つ三つ添えれば、カロリーも充分で、御飯も節約になりましょう。

『惣菜料理全書』六月(魚料理)

参考文献

  • 『惣菜料理全書』:昭和十七年・主婦之友社編