「駆逐艦 野分のハヤシライス」の版間の差分

提供: Tomatopedia
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(同じ利用者による、間の5版が非表示)
4行目: 4行目:
  
 
== 野分 ==
 
== 野分 ==
[[File:Imperial Japanese Navy Ships - Destroyer Nowaki.jpg|thumb|right|200px|駆逐艦 野分]]
+
[[File:Imperial Japanese Navy Ships - Destroyer Nowaki.jpg|thumb|right|250px|駆逐艦 野分]]
 
野分(のわき)は、大日本帝国海軍の駆逐艦。
 
野分(のわき)は、大日本帝国海軍の駆逐艦。
 
陽炎型駆逐艦の第15番艦である。
 
陽炎型駆逐艦の第15番艦である。
14行目: 14行目:
 
当初は雪風が救援に赴く予定だったが、野分に変更されたという。
 
当初は雪風が救援に赴く予定だったが、野分に変更されたという。
 
11時20分、野分は栗田艦隊司令部(戦艦大和座乗中)に筑摩の位置を問い合わせている。
 
11時20分、野分は栗田艦隊司令部(戦艦大和座乗中)に筑摩の位置を問い合わせている。
その後野分は筑摩の乗員救助を行い、筑摩を雷撃処分した(既に沈没していたとも)。
+
その後、野分は筑摩の乗員救助を行い、筑摩を雷撃処分した(既に沈没していたとも)。
 
撤退する大和以下栗田艦隊本隊から遅れたため、10月25日の深夜にサンベルナルジノ海峡手前でウィリアム・ハルゼー・ジュニア提督率いる米高速戦艦部隊(ニュージャージー、アイオワ基幹、軽巡洋艦3隻、駆逐艦8隻)に捕捉される。
 
撤退する大和以下栗田艦隊本隊から遅れたため、10月25日の深夜にサンベルナルジノ海峡手前でウィリアム・ハルゼー・ジュニア提督率いる米高速戦艦部隊(ニュージャージー、アイオワ基幹、軽巡洋艦3隻、駆逐艦8隻)に捕捉される。
 
アメリカ軍は野分を巡洋艦もしくは大型駆逐艦と判断していた。
 
アメリカ軍は野分を巡洋艦もしくは大型駆逐艦と判断していた。
41行目: 41行目:
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
*[[ハヤシライス]]
+
*[[海軍式ハヤシライス]]
 +
 
 +
== 参考文献 ==
 +
*『海軍研究献立調理集』:海軍經理學校(1932年)昭和7年
 
----
 
----
[[カテゴリ:日本の旧トマト料理|]]
+
[[カテゴリ:日本の旧トマト料理|軍]]
 +
[[カテゴリ:日本軍のトマト料理|艦]]
 
[[カテゴリ:大日本帝国海軍の料理|艦]]
 
[[カテゴリ:大日本帝国海軍の料理|艦]]

2022年4月12日 (火) 04:28時点における最新版

野分のハヤシライス

駆逐艦 野分のハヤシライス(Hayashi Rice from the Destroyer Nowaki)は、大日本帝国海軍の駆逐艦・野分(のわき)の艦内厨房で調理され、レイテ沖海戦の前夜に乗組員に出された料理である。

野分

駆逐艦 野分

野分(のわき)は、大日本帝国海軍の駆逐艦。 陽炎型駆逐艦の第15番艦である。 艦名は初代「野分」(初代神風型駆逐艦)に続いて2代目。野分とは台風の旧名であり、初風から舞風のうち野分のみ「風」の字が付かないが、風の名前に由来している。 ミッドウェー海戦では空母赤城を雷撃処分した。 1944年10月下旬、レイテ沖海戦で重巡洋艦筑摩の救援中に沈没した。

1944年10月下旬、レイテ沖海戦で重巡洋艦の筑摩が雷撃を受けて航行不能となり、野分は筑摩救援のため栗田艦隊から分離した。 当初は雪風が救援に赴く予定だったが、野分に変更されたという。 11時20分、野分は栗田艦隊司令部(戦艦大和座乗中)に筑摩の位置を問い合わせている。 その後、野分は筑摩の乗員救助を行い、筑摩を雷撃処分した(既に沈没していたとも)。 撤退する大和以下栗田艦隊本隊から遅れたため、10月25日の深夜にサンベルナルジノ海峡手前でウィリアム・ハルゼー・ジュニア提督率いる米高速戦艦部隊(ニュージャージー、アイオワ基幹、軽巡洋艦3隻、駆逐艦8隻)に捕捉される。 アメリカ軍は野分を巡洋艦もしくは大型駆逐艦と判断していた。 野分は米軽巡ヴィンセンス、ビロクシー、マイアミ、駆逐艦オーエン、ミラーによる砲撃を受け大破。 最後は駆逐艦の魚雷を受けて沈没した。 アメリカ軍によれば、沈没地点北緯13度0分 東経124度54分。

材料

※資料には分量が書かれていない。

作り方

  1. 牛肉、玉ねぎ、たけのこを薄く切る。
  2. 鍋を弱火にかけてバターを溶かし、小麦粉を加えて混ぜる。十分混ざったら、少しずつスープ1カップを加え、カレールーよりやや固い程度にのばす。
  3. 2に少しずつトマトソースを加える。トマトの原型が残っていたら、ヘラでつぶす。
  4. 3に1を加えて煮込む。
  5. 最後に塩で味を調整する。

関連項目

参考文献

  • 『海軍研究献立調理集』:海軍經理學校(1932年)昭和7年