「赤茄子ソース(明治21年)」の版間の差分
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これソースに色赤く綺麗にて味わいも甘味を含み滋養あるものなり。 | これソースに色赤く綺麗にて味わいも甘味を含み滋養あるものなり。 | ||
この野菜は六七月頃より九十月頃盛んに出づ。 | この野菜は六七月頃より九十月頃盛んに出づ。 | ||
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2022年4月9日 (土) 13:18時点における版
赤茄子ソース(Akanasu Sauce)は、1888年(明治21年)11月に刊行した『軽便西洋料理法指南』(マダーム・ブラン著、久野木信善が発行)に記載されているソースである。
材料
- 玉葱
- 人参
- 油あるいはバター
- 赤茄子
- スープ
- シチューのソース
- 牛乳
拵へやう
玉葱人参を細かに刻み製油あるいはバターにてあおり、その中へ皮を去り小口より薄く切りたる赤茄子を入れ、とろ火にて柔らかになるまで煮て水嚢にて裏漉しに掛け、それにスープと前のシチューのソースを加え(牛乳少し入れ加えれば尚よろし)煮上げべし。
これソースに色赤く綺麗にて味わいも甘味を含み滋養あるものなり。
この野菜は六七月頃より九十月頃盛んに出づ。
『軽便西洋料理法指南』トマト(赤茄子)ソースの拵へやう
関連項目
参考文献
- 『軽便西洋料理法指南』:トマト(赤茄子)ソースの拵へやう