蛤のライス
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蛤のライス(はまぐりのらいす)は、昭和14年(1939年)に婦人雑誌『婦人倶楽部』8月号の附録「夏のお惣菜向一品西洋料理」に掲載された料理である。
概要
米を先に炒めて、蛤の汁で炊き上げ、蛤、ハム、椎茸、トマトなどを入れる欧風五目飯です。
材料(五人前)
米五合(七〇〇瓦)、ハム二十五匁(九四瓦)、蛤半缶、椎茸五個、玉葱中一個、トマト中一個、靑豆少量、油、塩、胡椒。
拵え方
(1)米は洗って水揚げし、ハムは三分(一糎)位の角切とし、椎茸は水にもどして細く繊切とし、玉葱は刻んでおき、トマトは皮むきにして賽の目に切っておきます。
(2)鍋に油大匙一杯を煮立て、玉葱を入れて炒め、次に米を炒め、これに蛤の汁と水と合せて約五合(〇・九立)を加え、塩一つまみと砂糖少々で味つけして、普通の御飯のように炊き上げ、火をとめる前にハム、椎茸、トマト、蛤の身、靑豆、を全部一度に入れて火を消し、約五分間むらして後にライス型か番茶茶碗につめて皿に形よく盛ります。
監修
- 丸ノ内會館司 長:高橋初
参考文献
- 『婦人倶楽部』:昭和十四年八月號・付録「夏のお惣菜向一品西洋料理」罐詰類のお料理