玉葱のソースフィッシュ

玉葱のソースフィッシュ

玉葱のソースフィッシュ（たまねぎのそーすふぃっしゅ）は、昭和10年（1933年）に婦人雑誌『婦人倶楽部』6月号の附録「家庭向夏の西洋料理」に掲載された料理である。

概要

とてもサッパリとした美味しい英國風のお料理で、お酒やビールの肴にしてもよく、ライスにもパンにも喜ばれるものです。

材料（五人前）

中玉葱五個、白身の魚切身五十匁、トマトピュレ（裏漉したトマト、瓶詰物でも結構）大匙四杯、メリケン粉大匙二杯、塩、胡椒、酢、砂糖、煮出汁、バター。

拵え方

（1）玉葱は両端を浅く平らに切りとって汚れた皮をむき、丸のまま鍋に入れて被る位に煮出汁を加え、汁一合に対して塩小匙一杯、砂糖大匙一杯、酢大匙一杯の割合で味をつけ、弱火で軟かくなるまで丸煮に致します。

（2）葱が軟かく煮えましたら網杓子で掬いあげ、深皿に盛りつけて置き、残りの煮汁を煮立てて、その中で魚を茹であげ、身を細かくほぐします。

（3）別にバターかサラダ油大匙一杯半を熱し、メリケン粉を入れて淡く狐色に炒り、次にトマトピュレを加えて味噌のように練ってから、葱と魚を煮た残りの汁を少しづつ加え乍らトロリと延し、塩・・・欠・・・

参考文献

• 『婦人倶楽部』：昭和十年六月號・附録「家庭向夏の西洋料理」葱のお料理

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