ラヘブ

提供: Tomatopedia
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僧侶風・レバノンサラダ『ラヘブ』

ラヘブ(Raheb/アラビア語: متبل الراهب )は、レバノンの茄子、トマトを使ったサラダで、レバノン料理の前菜の一品として出されることが多い。 ラヘブとはアラビア語で「僧侶」を意味し、英語圏ではモンク・サラダ(Monk’s Salad:修道士のサラダ)とも呼ばれている。

由来

僧侶とは、レバノンの山々に点在する修道院に住み、質素に自分たちの土地で生産されたものを食べていた無名の僧侶たちを指します。 修道院周辺の菜園で僧侶たちが手入れをして育てた、茄子、トマト、ピーマン、玉ねぎ、ハーブなどを使ったサラダです。

作り方

ザクロの果実が添えられた現代風の『ラヘブ』

一般的には、焼いたナス、生のトマト、ピーマン、玉ねぎ、パセリ、ニンニクを絞りたてのレモン汁、バージンオリーブオイルで混ぜたものです。

茄子は大きいサイズなら1本、または小サイサイズなら2本の皮をむき、くし形に切り、塩漬けにして余分な水分が抜けるまで放置します。 その間に野菜(トマト4個、玉ねぎ小1個、ピーマン、分葱、)を小さな角切りにし、パセリをみじん切りにしてボウルに移しておく。 ニンニクをさいの目に切り、塩ひとつまみを加えてすり鉢ですりつぶす。 すりつぶしたニンニクをボウルに移し、ドレッシングを用意する。 レモン汁、オリーブオイルをかけ、かき混ぜる。 オプションでドレッシングにザクロ果汁を好みで加えてもよい。 茄子の水気を飛ばしながら、オリーブオイルをかけ、オーブンで柔らかくなるまで焼く。 焼いた茄子はみじん切りにしてサラダに加えて混ぜれば完成です。