ポークカツレツ

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ポークカツレツ

ポークカツレツ(ぽーくかつれつ)は、昭和30年(1955年)に婦人雑誌『主婦之友』12月号の附録「冬の家庭料理」に掲載された料理である。

料理紹介

皆様おなじみの豚カツ。 腿肉でするとロースに負けないほどおいしいうえに、三~四割安くできます。

作り方

ポークカツレツの作り方

一人前二三十匁の切身を用意し、脂の方三~四ヵ所へ図のように切目を入れて、揚げても縮まないようにします。

ビール瓶で軽くたゝいてから塩、胡椒し、小麦粉をむらなくうつすらつけ、とき玉子へくゞらせ、パン粉をつけます。 できれば生パン粉がよく、押しつけないようにつけるのがこつです。

油を一たん煮立てたら火を弱めて温度を下げ、肉を入れてゆつくり揚げます。 三十匁以上の切身だと、油がたつぷりないと、うまく揚がりません。

油をきつたら温めた皿に、せん切キャベツなどの附合せとともに盛ります。

食べ方

かき辛子を添え、 ウスターソースかウスターソースとケチャッツプを半半に合せたものをかけていたゞきます。

冷めたのは、揚げ直したりせずに、エスカロップ(次項を参照)にしたり、カツ丼にすると、目先も変り、おいしくいただけます。

応用

少量のサラダ油(植物油なら何でもよい)を熱し、衣をつけた肉を入れて、三~四分したら裏へ返し焼くと、ドイツ風のカツレツになります。

監修

  • キムラ

関連項目

参考文献

  • 『主婦の友』:昭和三十年十二月号・附録「冬の家庭料理」(肉・玉子の料理)