ハンブルグステーキ
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ハンブルグステーキ(はんぶるぐすてーき)は、大正15年(1926)に文僊堂から発行された小林定美の著書『手輕においしく誰にも出来る支那料理と西洋料理』に掲載されている料理である。
材料
- 牛肉:四百瓦(グラム)
- 玉葱:百五十瓦
- 鶏卵:五十瓦
- 食パン:百瓦
- パセリー:十瓦
- バタ:三十瓦
- 鹽:四瓦胡椒少々
- トマトーソース:二竕(デシリットル)
作り方
牛肉は細かく挽き、玉葱、パセリーは微塵切になし食パンは濕して(湿らせるの意であろう)搾り、細かくちぎり置く。 挽肉の中に玉葱、パセリー、鶏卵、食パン、鹽、胡椒を入れよく混ぜて丸く平たくなし置く。 フライパンにバタを敷きて熱し、形を調へたる肉を入れ、肉汁の浸み出さぬ前に裏かへして裏面も同様に燒き肉汁を充分に内部に含ませ両面に燒色のつきたる時皿に盛る。
トマトーソース
材料
- バタ:十五瓦(グラム)
- メリケン粉:十瓦
- トマトーピユウレー:一竕
- スープストツク:適量
作り方
ソースパンにバタを溶かしメリケン粉を加へやゝ色附くまでいため、更にトマトーピユウレーを加へ、いためたるものをスープストツクにて徐々に伸ばし鹽、胡椒にて味を附ける。
ハンブルグステーキに、トマトーソースを掛ける。
『手輕においしく誰にも出来る支那料理と西洋料理』
参考文献
- 『手輕においしく誰にも出来る支那料理と西洋料理』:大正15年・文僊堂