ハムと切干のトマト煮
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ハムと切干のトマト煮(はむときりぼしのとまとに)は、戦時中の昭和17年(1942年)に主婦之友社から発行された『惣菜料理全書』に掲載された料理である。
材料(五人前)
- ハム:五十匁
- 切干:一つかみ
- 芽キャベツ:二十個
- 椎茸:五枚
- トマトソースなど
作り方
切干のトマト煮に、青い芽キャベツのバター炒めを取り合せた洋風の一品です。
切干は、水に戻して軽く搾り、ハムと椎茸(水に戻しておく。)はせん切にします。
まづ切干をバターで炒めて、水(煮出汁ならなおよい。)をたっぷり加え、トマトソースを色のつくくらいに入れて弱火で煮込み、砂糖、塩、醤油で好みのお味に調えましたら、椎茸とハムを入れて、充分味が沁みるまで煮込みます。
芽キャベツは、さっと茹でて軽く炒めたなら、塩、胡椒しておき、切干を器にこんもりと盛り、真中を凹ませて、そこに芽キャベツを五つばかり入れ、ちょっと巣籠り風に見せると、切干と思えないほどの御馳走になって見えます。
『惣菜料理全書』十一月(肉と乾物の料理)
参考文献
- 『惣菜料理全書』:昭和十七年・主婦之友社編