ナポリタンソース
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ナポリタンソース(Salsa alla napoletana)サルサ・アッラ・ナポレターナは、19世紀末に南イタリアで流行したトマトベースの各種ソースのイタリア国外での総称で、単にサルサ・ナポレターナと呼ばれることもある。
イタリア、特にナポリでは単にソース(la salsa)と呼ばれているものが、現在でも世界の多くの地域ではこのように呼ばれている。
しかし、ナポリ人を含む多くのイタリア人は、ナポリタンソースが何であるかを知らない。
実際、この名前自体、正しいイタリア語では綴られていない。
イタリア国外では、バジル、ローリエ、タイム、オレガノ、粒胡椒、クローブ、オリーブ、マッシュルームなど、好みに応じて様々な食材が使われる。
パスタにかけたり添えたりしてパルメザンチーズやペコリーノチーズをたっぷりかけて食べらることが多い。
これらのソースはすべて、ベジタリアン向けに作られているのが特徴だが、実際にはベジタリアン向けではない。
一方、イタリアでは、ナポリの名を冠したソース料理はナポリタンラグーと呼ばれるミートソースである。
無論、日本でナポリタンとよばれているケチャップ炒めのスパゲッティはナポリにはない。