トマトの榮養燒

トマトの榮養燒（とまとのえいやうやき）は、昭和14年（1939年）に婦人雑誌『婦人倶楽部』8月号の附録「夏のお惣菜向一品西洋料理」に掲載された料理である。

概要

トマト嫌いのお子様にもこうしたお料理から食べ慣れさせるようおすすめします。

トマト小五個、玉子五個、メリケン粉、塩、醤油、味醂、味の素、揚油。

参考画像

（1）玉子を器に割り、一個に対し大匙二杯の煮出汁（無きときは水に味の素を加えたもの）とメリケン粉大匙軽く一杯を入れてよくかきまぜ、塩、味醂、醤油で好みの味に調味します。

（2）トマトを熱湯に投じてスグ引き上げ、皮をむいて、一個を三つ位の輪切りにし、塩を振りかけておきます。

（3）小型のフライ鍋に油を充分に塗り、中火にかけて、煙が上ったとき（1）の玉子一個分を流し込み（2）のトマトを上におき、蓋をして玉子が半熟になる程度に焼き、鍋から滑らせて、トマトが上になるように皿に盛ります。

来客用にはトマトを賽の目切にしてグリーン・ピース等と共に散して焼き、ウースターソースなどを添えてすすめます。