タング・シチュー(牛の舌料理)
ナビゲーションに移動
検索に移動
タング・シチュー(たんぐしちゅー)は、昭和12年(1937年)に香蘭社から発行された『手輕に美味しく出来る家庭向き支那料理と西洋料理』に掲載された料理である。 タング・シチューの項は二種の料理が合わせて記載されているため、牛舌を用いる料理の参考として両料理を記述する。
コールド・タング(牛の舌料理)
材料(五人前)
- 牛肉シタは安價にて滋養價の多きもの故小さきを一ツ求めます
- 冷水
- 鹽
- 胡椒
- 馬鈴薯茹のたるもの:五ツ
- ドビグラス:若干
- グリンピース:少々
拵へ方
参考
尚タングのボイルドしたるを薄く切り鹽、コショー、辛子、食酢にて味づける汁の中に漬けて、其まゝ食するも頗る美味しいもので、ビールの肴などには絶好のものであります。
『手輕に美味しく出来る家庭向き支那料理と西洋料理』西洋料理の部(三八)
参考文献
- 『手輕に美味しく出来る家庭向き支那料理と西洋料理』:昭和十二年・香蘭社