クヴェラソジン・エッグ

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噴気孔を利用した温泉ゆで卵

クヴェラソジン・エッグ(Svartfuglsegg)は “ 温泉ゆで卵 ” の意味。

噴気孔の利用

噴気孔を利用した温泉ゆで卵

アイスランドの南部地域に属する自治体「クヴェラゲルジ」には、1896年の地震で形成された多くの温泉や噴気孔があり、この一帯は「クヴェラゲルジ地熱公園」を含むため、観光地としても知られている。

噴気孔を利用した地熱オーブンは、伝統的にライ麦パンの焼成やゆで卵、その他の料理に利用されている。 この地熱釜は、コテージなどの宿泊施設やレストラン、個人で自家用に設けた釜の他、共同キッチンとして開放されているものがある。 地熱を利用して調理された温泉ライ麦パンと温泉ゆで卵は地元の名物となっている。

この “ 温泉ゆで卵 ” は、日本の “ 温泉卵 ”のように黄身も白身も半熟といったものではなく、ほとんどは中ゆでから固ゆで位の状態で供される。

熱泉の利用

熱泉を利用した温泉ゆで卵

クヴェラゲルジのハイキングコースには、熱泉が湧き出ている湯釜のようなスポットや温泉の川、氷河の冷水と熱泉が混じり、露天風呂として適温な場所がある。

ハイカーたちは、宿が用意した釣り竿状の先に網袋が垂れ下がる用具を手にし、好みの数の新鮮な卵を購入してハイキングに出かけ、卵を好きな場所で好みの加減で調理する。 観光客たちの間では、通称 “ エッグフィッシング ” (たまご釣り)と呼ばれている恒例のアトラクションである。

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