カルデロ
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カルデロ(Caldero)は、スペイン・ムルシア州の代表的な米と魚の料理で、特にカルタヘナやマール・メノール地方の海岸で食べられるが、ベガ・バハ・デル・セグラ(バレンシア州アリカンテ県)でも食べられている。
由来
漁師が使っていた鋳物製の鍋で調理することから、その名がついた。 大鍋を3本の葦の上部に結びつけた支柱に吊るし、浜辺の火の上に置いて、その鍋は調理のすべての段階で使用するのが伝統的である。
モラジャ
基本的なダシをとるために、さまざまな種類の魚が使われるが、その中にはモラジャ(Morralla)と呼ばれる魚類も含まれる。
「モラジャ」は直訳すると「ゴミ」という意味だが、決してそのようなものではなく、網にかかった様々な雑魚や魚の頭などのアラを指します。 また、シャコやエビなども混じって箱売りもされる。
日本のみならず、世界の漁師料理でも見れるように、このような魚類を使うことによって一般的に流通する魚では出せない味が出る。
モラジャは一見、商品価値のないものと思われるが、大きな価値がある食材と言えます。
ご飯と魚は別々に提供されます。