アレクサンダー・W・リヴィングストン
アレクサンダー・W・リヴィングストン（Alexander W. Livingston：1821年 - 1898年）
歴史
1821年 アレクサンダー・ウィルマー・リビングストンがオハイオ州レイノルズバーグで誕生。
1842年 地元の種子生産者で働き始める。
1844年 結婚し、土地を借りて農業を始める。
1852年 十分な資金を貯め、土地を購入する。
1856年 アイオワ州に移住するロバート・ロバートソンから、バックアイガーデンシードカンパニーの委託生産品400箱を購入。 1850年代後半から1860年代前半にかけて、ビジネスは順調に推移し、リビングストンは農業と種子事業を拡大することができた。
1864-65年 家を建て、種子と農業の事業を1カ所に統合。
1875年～76年 全米の多くの企業に影響を与えた経済危機により、バックアイガーデンシードカンパニーが倒産。 事業を解消し、息子のロバートが新たに設立した会社を「A.W.リヴィングストンズ・サンズ」と名付ける。 種子カタログや新聞・雑誌への広告掲載など、マーケティングを拡大。
1880年 会社はレイノルズバーグからオハイオ州コロンバスに移転。 アレキサンダーは、友人ロバート・ロバートソンの農場を購入し、アイオワ州デモインに移る。 アレクサンダーの計画では、会社全体をアイオワ州に移転する予定だったが、コロンバスでは息子の経営で事業が繁栄していた。
1890年 アレキサンダーの妻が亡くなり、アイオワの種子事業を息子のジョサイアに引き継いだ。 彼はオハイオに戻り、著書「Livingston and the Tomato」の執筆に取りかかった。 この本は、自伝的でもあり、教育的でもあり、農業史的でもあった。 リヴィングストンの方法、食用作物としてのトマトの歴史、さらには編集されたレシピが多数掲載されていた。
1898年 Livingston Seed Companyとして法人化。 創業者のA.W.リヴィングストンが死去。