アイスランド料理一覧

野菜類

画像	料理名	地域
	（Rabarbari）		ルバーブ。タデ科ダイオウ属。中国原産の薬用植物で14世紀にヨーロッパで栽培が始まった。アイスランドでは茎をデザートやジャム、酒類の醸造に利用してきた。
	（Rófur）		ルタバガ。アブラナ科アブラナ属。19世紀初頭にアイスランドで栽培が始まった。ビタミンCが豊富で “ 北のオレンジ ”（Appelsína norðursins）とも呼ばれる。
	（Rófustappa）		ルタバガを裏漉ししたもの。料理の添え物として定番。
155px	（Kartafla）		ジャガイモ。

魚介類

画像	料理名	地域
	グラフラックス （Graflax）
	（Saltsíld）		ニシンの塩漬け
155px	（Skötu）		エイ。
	（þorskur）		タラ。
	プロックフィスクル （Plokkfiskur）		タラのマッシュポテト。ライ麦パンとバターで食べるのが定番。
	ゲルル （Gellur）		“ タラの舌 ” を意味する。ノド奥の部位。塩漬けと生鮮のものがある。
	クットマーガル （Kútmagar）		タラのの胃にタラの肝を詰めて茹でたもの。
	（Þorskhaus）		タラの頭。
	フィスキボルル （Fiskibollur）		タラのすり身団子。
	（Bleikja）		ホッキョクイワナ。
	フーマル （Humar）	ヘプン	ヨーロッパアカザエビ

獣肉類

画像	料理名	地域
	スヴィズ （Svið）		羊の頭
	（Lambaskanki）		ラムのスネ肉。
155px	（Höfuðostur）		羊の脳。
	（Hrossakjöt） （Folaldakjöt）		馬肉は成馬と仔馬の2種類に分けられる。
	（Hreindýr）		トナカイ。

野鳥類

画像	料理名	地域
	ルンティ （Lundi）	ウェストマン諸島	ニシツノメドリ
	（Svartfugl）		ウミガラス
	（Rjúpa）		ライチョウ。北部ではクリスマス料理に食べる伝統が残っている。国内の他の地域でもクリスマスに食べられる。
	（Gæsir）		雁

海棲哺乳類

画像	料理名	地域
	クヴァルキョット （Hvalkjöt）	ー
	クヴァルステイク （Hvalsteik）	国内全土	クジラのステーキ。

スープ

画像	料理名	地域
	キョットスーパ （Kjötsúpa）		仔羊と野菜のスープ。
155px	サルトキョット （Saltkjöt）		塩漬け肉のスープ。
	フィスキス―パ （Fiskisúpa）		魚のスープ。
	（Sjávarréttasúpa）		魚介類のスープ。
	フーマルス―パ （Humarsúpa）		ヨーロッパアカザエビのスープ。
	ブロイズスーパ （Brauðsúpa）		ライ麦パンのスープ。
	レッド・ホット・ラヴァ・スープ （Red Hot Lava Soup）	ヴィーク村	観光施設「ラヴァ・ショー」に併設されたレストランで提供されているスープ。 “ 赤く熱い溶岩スープ ” の意味。

パン

画像	料理名	地域
	ルグブロイス （Rúgbrauð）	国内全域	ライ麦パン。
	フラットカーカ （Flatkaka）

※パンはアイスランド語でブロィズ（Brauð）という。

ソーラマートゥル

画像	料理名	地域
	ソーラマートゥル （Þorramatur）	ー

獣肉類

画像	料理名	地域
	スヴィザスルタ （Sviðasulta）		羊の頭のアスピック。
	ハンギキョット （Hangikjöt）		仔羊のスネ肉のスモーク。
	（Magáll）		羊のスモーク。
	（Rúllupylsa）		羊のロールハム。
	（Sviðalappir）		羊の足。
155px	スラウトゥル （Slátur）		アイスランド語で “ 屠殺 ” の意味。
	リブラールピルサ （Lyfrarpylsa）		レバーのソーセージ。
	ブロウズモール （Blóðmör）		ブラッドソーセージ。
155px	（Kindakæfa） キャイヴァ （Kæfa）		羊肉のパテ。
	（Svínasulta）		豚のアスピック。
	（Bjúga）

魚類

画像	料理名	地域
	ハルズフィスクル （Harðfiskur）		干し鱈
	ケーストゥル・ハカール （Kæstur hákarl） ハカール （Hákarl）		ニシオンデンザメ

海棲哺乳類

画像	料理名	地域
155px	クヴァルスピック （Hvalspik）	〃
	セルシュレイファル （Selshreifar）	〃	アザラシもしくはオットセイのヒレの塩漬け。

乳清加工

画像	料理名	地域
	スールマートゥル （Súrmatur）	ー	ミーサ（乳清）で漬けた保存食。塩が不足していた時代に生み出された伝統的技法。乳酸由来の酸味ある味わいが特徴。数種を漬け込んだものが市販されている。
155px	スール・スヴィザスルタ （Súr Sviðasulta）		羊の頭。
	スール・ルンダバッギ （Súr Lundabaggi）
	スーリル・クルットスプンガル （Súrir Hrútspungar）		ラムの睾丸
155px	スール・リブラールピルサ （Súr Lyfrarpylsa）		レバーのソーセージ。
155px	スール・ブロウズモール （Súr Blóðmör）		ブラッドソーセージ。
155px	（Bringukollar） （Bringa）		羊の胸肉。
155px	（Súr sundmagi）		タラの浮袋。

※ソーラマートゥル（Þorramatur）

野草類

画像	料理名	地域
	（Skarfakál）		アブラナ科トモシリソウ属。
	（Ætihvönn）		セイヨウトウキ。セリ科シシウド属。伝統的な薬用植物の一つで鎮痛剤や鎮静剤、壊血病に効果があり、呼吸器系の粘液を促し、喘息に効果があると考えられている。
	（Geithvönn）		セリ科シシウド属。セイヨウトウキより効能は劣るとされる。
	（Lyfja­gras）		ムシトリスミレ。タヌキモ科ムシトリスミレ属の食虫植物。
	（Njóli）		タデ科スイバ属。
	（Túnsúra）		タデ科スイバ属。
	（Geldingahnappur）		ハマカンザシ。イソマツ科アルメリア属。
	（Lambagras）		ナデシコ科マンテマ属。
	（Tágamura）		ヨウシュツルキンバイ。バラ科。
	（Bláklukka）		イトシャジン。キキョウ科ホタルブクロ属。根は食用となる。

キノコ類

画像	料理名	地域
	（Smálubba）		ヤマイグチ属の一種（学名：Leccinum rotundifoliae）
	（Lerkisveppur）		ハナイグチ（学名：Suillus grevillei）

地衣類

画像	料理名	地域
	（Fjallagrös）		エイランタイ（学名：Cetraria islandica）
	（Hreindýramosi）		ハナゴケ（学名：Cladonia rangiferina）
	フィヤートラグラサミョーク （Fjallagrasamjólk）		エイランタイ（地衣類）のミルク煮。
155px	（Jurtate）		地衣類の健康ハーブティー。

海藻類

画像	料理名	地域
	ソル （Söl）		ダルス（学名：Palmaria palmata）

卵類

画像	料理名	地域
	ー	ー	海鳥の卵は伝統的に重要な栄養源とされてきた。古来、断崖から卵を採取する命がけの役目は若者であったが、現在は消防士やレスキュー隊員がそれを継承している。
	（Svartfuglsegg）		ウミガラスの卵。
	（Álkuegg）		オオハシウミガラスの卵。
	（Rituegg）		ミツユビカモメの卵。
	（Hettumávsegg）		ユリカモメの卵。
	（Sílamávsegg）		ニシセグロカモメの卵。
	（Hvítmávsegg）		シロカモメの卵。
	（Fýlsegg）		フルマカモメの卵。
	（Gæsaegg）		ガチョウの卵。

塩蔵・乾物

画像	料理名	地域
155px	（Kjötfars Saltað ）		肉の塩漬け。
155px	（Saltað selspik）		アザラシの皮の塩漬け。
	ケーストゥル・ハカール （Kæstur hákarl） ハカール （Hákarl）		ニシオンデンザメ
155px	サルトフィスクル （Saltfiskur）		タラの塩漬け。アイスランドは世界最大の輸出国であり、ポルトガル、スペイン、ギリシャで人気の珍味である。
	ハルズフィスクル （Harðfiskur）		干し鱈

ジャンクフード

画像	料理名	地域
	ピルサ （Pylsa）		ピルサは “ ホットドッグ ” の意味。

デザート

画像	料理名	地域
	スキール （Skyr）	国内全域	アイスランドの代表的なヨーグルト。厳密にはフレッシュチーズの一種。味は濃厚で濃縮されたホイップ状の粘性があるのが特徴。料理にも多用される。
	（Ábrystir）		牛の初乳（Broddmjólk）から作られるプリン。初乳を湯煎またはオーブンで加熱しながら適度に凝固させる。シナモンシュガーや各ベリー系のソースで食すのが定番。

フルーツ

画像	料理名	地域
	（Hrútaber）		ブランブルキイチゴ。バラ科キイチゴ属。
	（Jarðarber）		エゾヘビイチゴ。バラ科オランダイチゴ属。
	（Bláberjalyng）		クロマメノキ。ツツジ科スノキ属。
	（Aðalbláber）		セイヨウスノキ。ツツジ科スノキ属。

ソース・調味料

画像	料理名	地域
	（Hamsatólg）	国内全域	羊の脂。伝統的なソースの一種として茹でたジャガイモや魚料理などに使われる。ラードと同じ製法だが残留物の油カスも入っているのが特徴。市販品もある。
	（Smjör）	〃	アイスランド産のバター。レストランではミニパックが定番。
	（Salt）	〃	塩。
	（Kokteilsósa）	〃	アイスランド版のカクテルソース。構成はケチャップとマヨネーズで日本の庶民的なオーロラソースと変わらない。フライドポテトには定番で市販もされている。

※調理におけるソース、サーモンや干しタラやパンなどに添えられる調味料の他、定番で添えられるものを含めている。

乳製品

画像	料理名	地域
	（Broddmjólk） （Broddur）	国内全域	牛の初乳。妊娠後期および出産の数日前に乳腺で生成される乳で子供の発育を助け、病気から守るための有用物質が多く含まれている。デザートの材料になる。
	ミーサ （Mysa）	〃	スキール製造の副産物である乳汁をろ過した液体。塩や冷蔵庫が普及する以前からソーラマートゥルなど食品の保存に利用してきた。乳酸飲料にもなっている。

肝油

画像	料理名	地域
	（Þorska Lýsi）	国内全域	タラの肝油。

菓子類

画像	料理名	地域
	クレイナ （Kleina）	国内全域
	ルイヴァブロイズ （Laufabrauð）
	ラックリス （Lakkris）

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