玉子の空揚
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玉子の空揚(たまごのからあげ)は、昭和13年(1938年)に婦人雑誌『主婦之友』新年号の附録「冬の和洋料理千種の作方の料理」に掲載された料理である。
作り方
玉子は一人一箇づゝ、附合せの馬鈴薯は、五人前大ぶりのものを二箇として、まづ馬鈴薯の皮をむき、せんにして水洗ひし、水氣をきつておきます。 フライ鍋に油を沸し、この馬鈴薯を入れ、強火でから/\に揚げて新聞紙に取り、鹽、胡椒を振りかけて油氣をきつて、冷めないやうにしておき、その後の油へ玉子を一箇づゝ徐かに割り入れ、膨んできたなら箸の先で孔を明けながら、玉子より少し大きいくらゐに形よく揚げ、馬鈴薯の空揚を敷いた中央にのせて、トマトソースをかけて、刻みパセリを振りかけます。 見るからにおいしそうなフライです。
監修
- 學士曾館精養軒料理長:北川敬三
参考文献
- 『主婦之友』:昭和十三年新年號・附録「冬の和洋料理千種の作方」(天ぷらとフライ三十五種)