西炒飯
ナビゲーションに移動
検索に移動
西炒飯(シーチャオファン)は、港式西炒飯ともいわれる香港チャーハン(港式炒飯)の一種である。
由来
西炒飯とは「洋風チャーハン」の意味するが、欧米発祥のものではなく、香港のカフェ(茶餐廳:チャーチャンテン)の料理である。 使用されるトマトが西洋の食材ということでイギリスの植民地時代(イギリス領・香港)に香港人がこの名前をつけたという。
特徴
西炒飯の最大の特徴はコストの安さである。 チャーハンの材料には肉が使われることが多いが、生の肉を使うことは少なく、ソーセージやハム、ランチョンミートなどをスライスしたり、サイの目に切ったりして使われる。
作り方
西炒飯は、他の地域の番茄醬炒飯とは異なり、揚州チャーハンのように様々な具材をご飯と一緒に炒めて食べるのが特徴です。 材料の規格は決まっていませんが、見た目の赤さを出すためにケチャップが使われる。 白米と卵に加えて、サイコロ状のソーセージやハム、トマト、玉ねぎ、マッシュルームなどが使われることが多い。
スラング
香港では「西洋人」と「悪人」との発音の響きが似ていることから、西炒飯を通名で「衰人炒飯」(悪人チャーハン)と呼ぶこともある。