新世界

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神聖ローマ帝国の地図学者ゼバスティアン・ミュンスターが作成した『新世界の地図』初版(1540年)

新世界(New World)とは、地球上の西半球の大部分、特にアメリカ大陸を指す言葉である。

ヨーロッパの大航海時代である16世紀初頭、イタリアの探検家アメリゴ・ヴェスプッチが、アメリカ大陸は新大陸であると結論づけ、『Mundus Novus』と題した小冊子で発表したことから、この言葉が注目されるようになった。それまでのヨーロッパの地理学者は、世界はアフリカ、ヨーロッパ、アジアの3つで構成されていると考えていたが、この発見により、旧世界(アフロ・ユーラシア)と呼ばれるようになった。アメリカ大陸は「世界の第4の部分」とも呼ばれていた。