ロブスター・サラダ
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ロブスターサラダ(Lobster Salad)は、大日本帝国海軍の帝國海軍社出版部より1918年(大正7年)1月に発行・配布された『海軍五等主厨厨業教科書』に記載されている料理である。
材料
ロブスターサラダ
- 伊勢海老
- トマト
- 玉葱
- 胡瓜
- サラダ
※サラダと表記されているがレタスやサラダ菜の類と思われる。
マヨネーズソース
- 卵の黄身:2個
- オレフ油(オリーブオイル):1合
- 西洋酢:食卓匙1杯
- 食塩:少々
- 西洋辛子:茶匙1杯
作り方
ロブスターサラダ
- 伊勢海老を茹でて殻をむき、三枚ぐらいに縦に割る。
- トマトは一寸熱湯に漬けて皮を剥き、輪切りにする。
- 玉葱は皮をむいて薄く輪切りにして酢に漬け置く。
- 胡瓜は一寸ぐらいの厚さに小口に切る。
- サラダは葉をよく洗う。
- 先にサラダを皿に盛り、その上に玉葱、その上にトマト、胡瓜と海老を順序よく綺麗に盛り、傍にマヨネーズソースを添えて提供する。
『海軍五等主厨厨業教科書』第二章 調理法 第三節 西洋料理(第八 サラダ類 四)
マヨネーズソース
- 卵の黄身を瀬戸物あるいは瀬戸引器に入れ、西洋辛子および食塩を少量を加えて泡だて器にて撹拌し、オレフ油を5、6滴加えて撹拌を続ける。
- 硬くなってきたら西洋酢をオレフ油と同様に加え、かき回し、十分に混合させる。
- 然る時は極滑らかなる糊の如きにものとなる。 これ即ち「マヨネーズソース」なり。
このソースは冷製の魚料理に添えたり、または野菜類を混和せしめ、あるいは料理の付け合わせにする。
『海軍五等主厨厨業教科書』第二章 調理法 第三節 西洋料理(第八 サラダ類 一・附)
参考文献
- 『海軍五等主厨厨業教科書』:第二章 調理法 第三節 西洋料理(第八 サラダ類 一・附)