砂川ポークチャップ

提供: Tomatopedia
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砂川ポークチャップ

砂川ポークチャップ(Sunagawa Pork Chap)は、北海道中部(道央地方)の空知総合振興局(そらちそうごうしんこうきょく)管内に属する砂川市(すながわし)のご当地グルメである。 現在、「砂川ポークチャップ協議会」に加盟する市内の19店舗で提供されている。

砂川市

砂川市を含む空知(そらち)地域は、国内最大の産炭地として最盛期の1960年代(昭和35年)から、1995年(平成7年)に空知炭鉱が閉山するまで炭鉱の町として栄えた。 砂川駅は炭鉱労働者の交通の要であり、彼らが疲れを癒すために好んだ菓子や甘味の店が増え、また彼らが家族や親戚へ送る土産品としても重宝されたことで砂川の菓子業は発展していった。 現在もその名残りで「すながわスイートロード」と呼ばれる国道12号沿いを中心に、およそ20店舗の菓子店や甘味を提供するカフェが点在している。

砂川ポークチャップ協議会

マスコットキャラクター
『すながわポークチャップリン』

空知炭鉱の遺産は観光スポットでもあり、砂川の菓子文化もその遺産である。 砂川はお菓子の街として有名で、それに隠れてしまっているが特産はトマトとタマネギの町であることから、それを活かした料理(ご当地グルメ)が出来ないものかと砂川青年会議所のメンバーが提案し、同議会で思案した。 時を同じくして砂川に養豚農場を持つ上原ファーム株式会社の生産工場が完成し、砂川で育てられた豚が精肉加工されるようになった。 そこでトマト、玉ねぎ、豚肉といえばポークチャップしかないと青年会議の中で盛り上がり、ポークチャップという名前だけでどんな料理かがイメージできて、他にポークチャップで町おこしをしている地域が見当たらなかったことから砂川の名物にしようという結論に至った。

青年会議所のメンバーで市内の飲食店をまわり、ポークチャップをメニューに取り入れてもらうよう呼びかけた。 これに多くの飲食店も協力的に賛同した。、 2014年、砂川青年会議所の事業の一つとして「P-1グランプリ」(ポークチャップグランプリ)を開催。 市内のボランティアグループなどの6団体がそれぞれオリジナルのポークチャップを提供するブースを出店し、客に投票してもらうコンテストを行った。 また、ポークチャップを提供する飲食店マップを作成し、P-1グランプリの来客者に配布した。 P-1グランプリの後、協力してくれた飲食店にメニューを継続してもらい、「砂川ポークチャップ協議会」を設立。 飲食店に砂川ポークチャップ協議会の会員になってもらい、砂川青年会議所は事務局となって広報活動などのサポートを担いながら2015年にスタートした。

定義

  • 砂川市内の飲食店で提供。
  • 砂川産の食材を1つ以上使用。
  • とにかくポークチャップ

ギャラリー