ポルトガルの淡水魚介類一覧

提供: Tomatopedia
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淡水魚

ウナギ

画像 現地名 一般名(学名)
Anguilla anguilla - European Eel.png エンギーア
Enguia
ヨーロッパウナギ
Anguilla anguilla
ウナギは日本と同様にヨーロッパ全体でも非常に人気が高い。料理ではエンソパード・デ・エンギーアス、エンギーア・エン・モーリョ・デ・エスカベシュなどがある。

コイ科

画像 現地名 一般名(学名)
Barbus barbus - Common Barbel.png
Barbo
バーベル
Barbus barbus
体長は20~60cm。肉は淡泊な白身で骨が多い。
Pseudochondrostoma polylepis - Iberian Nase.png
Boga

Pseudochondrostoma polylepis
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Bordalo
チャブ
Squalius cephalus
体長は30~45cm。イベリア半島の固有種で主要な河川流域に生息する。
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Barbo Comum

Subgenus Barbus
Carassius carassius - Crucian carp.png
Pimpão
ヨーロッパブナ
Carassius carassius
体長は15~25cm。肉が硬めで骨が多いため高く評価されていないが、釣り人の間ではフライにして食べられている。フナは日本ではコイ同様に釣り人や地域によって伝統的に食べられている。
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Boga Comum

Chondrostoma polylepis
Iberochondrostoma lusitanicum - Boga Portuguesa.png
Boga Portuguesa

Iberochondrostoma lusitanicum
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Boga do Guadiana

Chondrostoma willkommii

パーチ科(スズキ目)

画像 現地名 一般名(学名)
Perca fluviatilis - European Perch.png
Perca Europeia
ヨーロピアンパーチ
Perca fluviatilis
体長は20~35cm。身はグリル、ソテー、ホイルでも美味しい魚として料理に使われる。

サケ科

画像 現地名 一般名(学名)
Oncorhynchus mykiss - Rainbow Trout.png
Truta Arco Íris
ニジマス
Oncorhynchus mykiss
体長は60cm。
Salmo trutta - Brown Trout.png
Truta Marisca
ブラウントラウト
Salmo trutta
体長は約1メートル。
Salmo salar - Atlantic Salmon.png
Salmão do Atlântico
タイセイヨウサケ
Salmo salar
体長は50~70cm。

ニシン科

画像 現地名 一般名(学名)
Alosa fallax - Twait Shad.png
Savelha
ニシンダマシ
Alosa fallax
Alosa alosa - Allis Shad.png サーヴェル
Sável
アリスシャッド
Alosa alosa

淡水貝

二枚貝

画像 現地名 一般名(学名)
Anodonta cygnea - Swan Mussel.png
Ameijão Grande
シラトリドブガイ
Anodonta cygnea

外来種

淡水魚

コイ科

画像 現地名 一般名(学名)
Cyprinus carpio - European Carp.png
Carpa
コイ
Cyprinus carpio
体長は40~60cm、または1メートル以上にも達する大型魚。東ヨーロッパと西アジアが原産で、12世紀に西ヨーロッパに導入された。中世にはイベリア半島に拡大した。
Alburnus alburnus - Common Bleak.png
Ablete
ギンヒラウオ
Alburnus alburnus
体長は10~15cm。

ナマズ科

画像 現地名 一般名(学名)
Silurus glanis - Wels Catfish.png
Siluro
ヨーロッパオオナマズ
Silurus glanis
体長は1~2m。または3mにも達する大型魚。欧州では一般的に食用である。2014年に水産業を目的してドイツの漁師によってテージョ川に持ち込まれた。在来種を脅かす可能性が懸念されている。
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Bagre Americano
アメリカナマズ
Ictalurus punctatus

ペルカ科

画像 現地名 一般名(学名)
Sander lucioperca - Pike Perch.png
Lucioperca
パイクパーチ
Ictalurus punctatus

カワカマス科

画像 現地名 一般名(学名)
Esox lucius - Northern Pike.png
Lúcio
ノーザンパイク
Northern Pike
体長は50cm。和名はキタカワカマス。釣り人のみならず、身の美味しさから食通にも人気が高い。スペインのテージョ川に導入され、そこからグアディアナ川などポルトガルの川に広がり、北部の主要な川で少しずつ繁殖した。

アメリカナマズ科

画像 現地名 一般名(学名)
Ameiurus melas - Black Bullhead.png
Peixe Gato Negro
ブラック・ブルヘッド
Ameiurus melas
体長は15~36cm。アメリカ原産で1871年にフランスへ導入され、ヨーロッパで繁殖した。他のナマズ同様に食用可能である。2022年以降、欧州連合(EU)の侵略的外来種に指定されている。

サンフィッシュ科(スズキ目)

画像 現地名 一般名(学名)
Micropterus salmoides - Largemouth Bass.png
Achigã
オオクチバス
Micropterus salmoides
体長は30~40cm。


|Lepomis gibbosus - Pumpkinseed.png |
Perche soleil |パンプキンシード
Lepomis gibbosus |体長は10~15cm。北米から多くの国へ導入された魚で日本で特定外来生物に指定されている「ブルーギル」の近縁種である。身は淡泊で無数の小さな骨が含まれるため珍重されていない。 |- |}

貝類

画像 現地名 一般名(学名)
Dreissena Polymorpha - Zebra Mussel.png
Mexilhão Zebra
カワホトトギスガイ
Dreissena Polymorpha
Corbicula fluminea - Asian Clam.png
Corbicula
タイワンシジミ
Corbicula fluminea
1970年代末から40年間でポルトガル本土のほぼ全ての河川に拡がった。シジミはアジアで広く食用とされており、日本では別の種を使ったシジミ汁が一般的である。タイワンシジミも食用可能。

侵略的外来種

コイ科

画像 現地名 一般名(学名)
Pseudorasbora parva - Stone Moroko.png
Pseudorasbora
モツゴ
Pseudorasbora parva
日本では地域によって伝統的に食べられている。

ドンコ科

画像 現地名 一般名(学名)
Perccottus glenii - Chinese sleeper.png グージョン・ドゥ・ラムール
Goujon de l'Amour
マンシュウドンコ
Perccottus glenii

甲殻類

画像 現地名 一般名(学名)
Eriocheir sinensis - Chinese Mitten Crab.png
Caranguejo Peludo Chinês
チュウゴクモクズガニ
Eriocheir sinensis
中国の高級食材で知られる「上海蟹」は1980年代後半にポルトガルのテージョ川で地元の漁師によって初めて発見された。地元では食用として利用したり、商業的な捕獲活動が行われている。
Procambarus clarkii - Red Swamp Crayfish.png
Lagostim Vermelho
アメリカザリガニ
Procambarus clarkii
メキシコ北東部と米国中南部に生息する外来種。食用や水産養殖を目的として意図的に多くの国々で導入された。ポルトガルでは1979年に確認され、少なくとも11の河川流域に広がっている。
Pacifastacus leniusculus - Signal Crayfish.png
Lagostim Sinal
シグナルザリガニ
Pacifastacus leniusculus
Faxonius limosus - Spinycheek Crayfish.png
Lagostim dos Canais
スパイニーチーク・クレイフィッシュ
Faxonius limosus

関連項目